Magewell、NAB 2024でモジュラーラックマウントIP変換ファミリーを発表

Magewellは、NAB Show 2024で新しいModatorファミリーを発表する。同社のスタンドアロン・エンコーダーとデコーダーの信頼性と低レイテンシー性能を、高密度、モジュラー、ラックマウント・フォームファクターにもたらすとしている。

新しいModator 2Uシャーシは、標準的なラック配置に適合するように設計されており、最大10個のモジュール用スロットを備えている。ユーザーは、内蔵の4.8インチLEDタッチスクリーンまたはブラウザーベースのウェブ・インターフェースを介して、フレーム・ネットワーク設定を行い、シャーシとインストールされたモジュールのステータスを監視できるという。デュアル電源と最適化された放熱により、高い信頼性を発揮し24時間365日の運用を可能にする。

ホットスワップ可能なModatorモジュールは、それぞれ独自のネットワーク接続を提供し、ベースバンドビデオ/オーディオ信号とIPストリームを変換するために独立して動作する。各モジュールはウェブベースの管理インターフェイスを備えており、MagewellのオプションであるControl Hub管理ソフトウェアを通じて、Modator 2Uフレームと各モジュールを一元的に設定、制御、監視も可能だ。

初期モジュールは4つあり、すべてNDIビデオ接続技術をサポートしている。初期モジュールは以下の通り。

最大10個のモジュールをModatorシャーシ内で自由に組み合わせて、顧客の特定のエンコードおよびデコード・プロジェクトの要件を満たすことができる。

Magewell社のエンジニアリング担当副社長であるJames Liu氏は、次のようにコメントしている。