DZOFILMは、PAVOシリーズに3つの新しい焦点距離の導入を発表した。ラインナップに加わったのは、マクロ65mm T2.8、135mm T2.5、180mm T2.8で、汎用性と精度を備え、複雑なディテールを捉えることができるよう設計されているという。

DZOFILMは、ラスベガスにて2024年4月14日~17日に開催されるNAB 2024に出展し、同シリーズも展示する。

65mmマクロレンズは、最短撮影距離0.366m、撮影倍率1:2という驚異的な性能を誇り、微細なディテールを自然な美しさで捉えることができる。そのユニークな近接撮影と拡大撮影のブレンドは、ドラマチックなクローズアップショットを提供し、新たな創造の可能性と想像力を向上させるという。

PAVOの新しい焦点距離シリーズの主な特徴

  • マクロ65mmの倍率(1:2)
  • コントロールされた色収差
  • 楕円ボケと滝ボケ
  • 31.5mmのイメージサークルで、主流のS35フォーマットのカメラをカバー
  • 軽量(1.2-2kg)は変わらず、焦点距離を拡大
  • メートル単位またはインペリアル単位のフォーカスマーク
  • 内蔵バックフォーカス調整
  • これらのレンズは、ジンバル、ステディカム、ドローンと互換性があり、手持ちから空撮まで幅広い撮影設定が可能で、インディーズ映画制作者から大規模なプロダクションまで対応している。

    PAVOシリーズ全体が16枚羽根の絞り(28mmは14枚羽根)を採用し、典型的なアナモフィックイメージの古典的な楕円形のボケを簡単に作り出す。卓越した光学設計により、正確で効果的なコントロールが可能。

    スペック

    9本すべてのレンズが同じ画質を維持することで、映画制作におけるフィルムメーカーの選択肢が増えた。これは称賛に値する改善と革新であるという。

    PAVOシリーズの全焦点域と軽量設計は、市場において際立った優位性を提供し、無限のクリエイティブな可能性を提供するという。すべての焦点距離で一貫して軽量(1.2~2kg)であるPAVOシリーズは、汎用性と利便性の基準を再定義する態勢を整えている。

    PAVOアナモフィックレンズは現在、DZOFILM正規販売店を通じて注文可能。バンドルオプションも用意されている。