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アストロデザイン株式会社は、同社の技術本部技師長の塚本拓氏が、2024年5月31日、一般社団法人映像情報メディア学会による「丹羽高柳賞 論文賞」を受賞したと発表した。

丹羽高柳賞は、東京電機大学初代学長でファクシミリの生みの親として知られる丹羽保次郎氏と、世界で最初に電子式テレビジョンの開発に成功した高柳健次郎氏の功績を記念して設立された賞。

映像情報メディアに関し優れた業績をあげた個人を表彰対象とし、論文賞は映像情報メディア学会誌「論文」欄または英語論文誌MTAに発表された論文のうち、特に優秀なものに贈られる。

受賞論文「2/3型プリズム分光4板方式による 4K 240 fps 放送番組制作用カメラの開発」は、放送番組制作用途に適した2/3型4Kカメラの実用的な性能を有したまま、フレームレート240 fpsでの撮像を可能とする方式を提案し、実際にカメラを試作し、性能評価を行ったものだ。アストロデザインは試作カメラの製作と撮影実験に協力した。

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論文の概要

同カメラは、2024年6月20日(木)、21日(金)に同社本社ビルで開催される「アストロデザイン Private Show 2024」に出展する(静物展示)。