ソニーは、PTZオートフレーミングカメラ「SRG-Aシリーズ」ファームウェア Ver. 2.00を発表した。公開は2024年9月を予定。アップデート内容は以下の通り。

「SRG-Aシリーズ」ファームウェア Ver. 2.00の概要

  1. 複数人フレーミング対応
    被写体としてフレーミングできる人数が、従来の1人から最大8人となり、複数人を自然な構図で撮影することが可能になる。
  2. “顔” 登録機能
    あらかじめカメラで撮影した人物の顔を登録（最大40人まで）しておくことで、検知エリアに入った人物をAIがマッチングし、自動でフレーミングを行う。
    追尾対象と異なる人物を追尾してしまった場合、AIが別人と判断したタイミングで、正しい被写体を自動で追尾し直す。
  3. AIアルゴリズムの進化によるフレーミング精度・パフォーマンスの向上
    被写体の検出／識別精度を向上。被写体の小さな動きに対する安定化など、フレーミング品質が向上した。
  4. 操作性の向上
    5. Web GUIのアップデートで、構図選択がより直感的な操作で設定可能になる。また、PTZオートフレーミング中に、任意の構図に変更がでる。