ヤマハ株式会社は、同社のクリエイター&コンシューマーオーディオ事業(コンシューマー向け音響機器)において、ライブ配信向けソフトウェアを提供するOBS(Open Broadcaster Software)とのスポンサー契約を締結した。
世界中のクリエイターのライブ配信活動を支えているOBSを支援することで、音楽や演奏パフォーマンスはもちろん、トークやゲームなど幅広いコンテンツを創作・配信するコンテンツクリエイターの活動を裏側で支えるという。
今後は、OBSとの技術交流を含むコラボレーションにより、さらなるユーザー体験向上を目指した製品・サービスの開発を目指し、継続的にクリエイターをサポートしていくとしている。
今回、コラボレーションの一環として、ライブ配信でOBSと共に愛用されている、ヤマハのライブストリーミングマイクロフォン「AG01」およびライブストリーミングミキサー「AG03MK2」と「AG06MK2」における「OBS Studio」機器認証を取得。
また、2024年6月29日~30日にオランダで開催される「TwitchCon Europe in Rotterdam」のヤマハブースでは、OBSとの共同展示も予定しています。ヤマハでは、ライブ配信での高品質で使いやすい製品の提供を目指し、OBSとの連携をより一層高めていく方針だ。
加えて、1969年からプロフェッショナルな配信や放送の現場で培ってきたヤマハの音に関するテクノロジー・知見・ノウハウと、OBSとの技術交流によって、クリエイターにとってより便利なストリーミングエコシステムを目指していくとしている。
ヤマハ株式会社 クリエイター&コンシューマーオーディオ事業部長の津川能行氏は、次のようにコメントしている。
津川氏:配信やコンテンツ制作のための優れたソリューションを提供し続けているOBSの支援に参加でき、パートナーとなれたことを大変うれしく思います。今回のスポンサーシップ「ダイヤモンドティアー」と「AGシリーズ」の「OBS Studio」機器認証取得を取り組みの第一歩として、配信者やクリエイターの皆さまに、より優れた体験をお届けできるよう取り組んでまいります。