株式会社エーディテクノは、InfoComm 2024で海外先行発表したDante AV Ultra エンコーダ/デコーダ「DAV-01 シリーズ」及び「DAV-02 シリーズ」にて、Best of Show アワードを受賞した。

エーディテクノ Dante AV Ultra DAV-01 シリーズ
エーディテクノ Dante AV Ultra DAV-02 シリーズ

エーディテクノのDante AV Ultra エンコーダ/デコーダ(以下:DAV)は、InfoComm 2024で展示されたProAV製品及びソリューションの中から特に優れた製品として表彰された。審査は業界の専門家、講演者、編集者からなる審査員によって行われ、評価基準には製品機能の多様性と包括性、使いやすさ、他の製品との統合性、市場におけるコストパフォーマンス、革新性と独自性が含まれる。

DAV-01 シリーズとは

スタジアム、劇場、ライブ&イベント環境向けに設計されたDAV-01 シリーズは、Dante AV Ultra ソリューションを採用したエンコーダとデコーダである。ProAVに最適化されたColibriコーデックにより、1GbEネットワーク上でサブフレームの遅延なく8CHオーディオと4K UHDビデオの伝送を実現した。

Dante ControllerやDante Domain Managerにより既存Dante製品とシームレスに統合ができる。フロントパネルに搭載された2.0インチIPSパネルにて映像と音声を即座にモニタリング可能である。12G-SDI端子搭載モデルと、HDMI端子のみのモデルをラインナップする(2024年秋頃日本発売予定)。

DAV-02 シリーズとは

会議、教育、ミーティングのシステム構築用に最適化されたDAV-02 シリーズは、DAV-01シリーズと同様の最先端Colibriコーデックを採用したDante AV Ultraエンコーダとデコーダである。

エンコーダはHDMIと汎用性の高いUSB-Cの2系統入力に対応。TMDSシグナル検知による自動ソース切替機能を有し、フロントパネルに搭載されたセレクトボタンや外部センサーボタン接続による手動切替にも対応し、講演設備に合わせて使い分けが可能である。

スリムで小型な本製品は、静音性やエネルギー効率を考慮しファンレスで設計されておりEIAラックへの搭載にも最適である(EIA搭載には別売の専用ラックマウント金具が必要)。(2024年冬頃日本発売予定)