ソニーは、APS-C用の新型の標準パワーズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」を2024年8月2日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は税込35,000円前後。
名称 | E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II |
35mm換算焦点距離APS-Cカメラへ装着時 | 24-75mm |
最大撮影倍率 | 0.215× |
最短撮影距離 | Wide0.25 Tele0.30(m) |
フィルター径 | Φ40.5 |
寸法 | Φ66.0×31.3 mm |
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは、ZV-E10やα6400のキットレンズとしても採用されている約3倍ズームレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」の後継モデル。ZV-E10 IIレンズキットのホワイトモデルにはシルバーのレンズ、ブラックモデルにはブラックのレンズが付属する。単品販売は、ブラックのみとしている。
初めてレンズ交換式のカメラを使うエントリー層に最適なレンズとしている。描写性能やサイズ、操作性の部分は前モデルを踏襲しつつ、オートフォーカスの性能と動画の性能をアップグレードしている。
1型からの進化点
ZV-E10 IIの性能を最大限に引き出す進化として、ズーム中のオートフォーカス追随に対応。また、ボディ側のブリージング補正にも、レンズとしても対応する。
ZV-E10 IIの将来の機能向上を見据えた進化として、α9 IIIで可能な秒間約120コマ/秒連写に対応。キットレンズだが、AFは大幅に進化している。手ブレ補正も強化されており、ボディとレンズの協調制御にもレンズ側として対応している。
質量は、1型よりも若干の軽量化を成し遂げている。体積的な部分や全長、最大径はわずかに大型化しているが、外装などはより高級感がある形でマット仕上げの実現も特徴としている。