サムヤン、「AF 35-150mm F2-2.8 L」発売。サムヤン初のLマウントレンズ登場メイン写真

ケンコー・トキナーは、サムヤン初のLマウント用大口径ズームレンズ「AF 35-150mm F2-2.8 L」を2024年7月19日に発売する。希望小売価格はオープン。市場推定価格は税込183,000円。

サムヤン、「AF 35-150mm F2-2.8 L」発売。サムヤン初のLマウントレンズ登場説明写真
サムヤン、「AF 35-150mm F2-2.8 L」発売。サムヤン初のLマウントレンズ登場説明写真

SAMYANG AF 35-150mm F2-2.8 FEは、広角35mmから望遠150mmまでよく使われる5つの焦点距離(35/50/85/135/150)をカバーする。単焦点レンズの代わりとして使用可能で、ポートレートからイベント撮影、旅行、スナップ、物撮りまであらゆるシーンでレンズを交換することなく対応できるという。

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18群21枚のレンズ構成のうち12枚に特殊レンズを使用した最新の光学設計を採用。ズーム全域で優れた解像力を発揮する。高画素センサーを搭載したカメラと組み合わせても、中心から周辺部まで、写真全体でシャープな描写を得ることが可能。さらに、UMC(ウルトラマルチコーティング)により、フレアやゴーストの発生を抑え、自然でクリアな描写を実現するという。

開放F2-2.8の大口径により、ズーム全域で美しく柔らかなボケ味を得ることが可能。浅い被写界深度を利用して、被写体を背景から効果的に分離し、被写体をより一層際立たせることができる。9枚の絞り羽根によるクリアで自然なボケ味は、夜景を美しく撮影可能としている。

サムヤン、「AF 35-150mm F2-2.8 L」発売。サムヤン初のLマウントレンズ登場説明写真

SAMYANG独自のリニアSTMを搭載。高速・高精度なAFは、静止画・動画問わず被写体を正確かつ素早く追従が可能。焦点距離35mm時に33cm、150mm時に85cmの最短撮影距離に対応する。

ボディ全体に合計11カ所にウェザーシーリングを施し、小雨や雪、ホコリなどからレンズを守れるとしている。

サムヤン、「AF 35-150mm F2-2.8 L」発売。サムヤン初のLマウントレンズ登場説明写真

レンズ側面にあるスイッチとボタンは、好みの機能にカスタマイズが可能。

サムヤン、「AF 35-150mm F2-2.8 L」発売。サムヤン初のLマウントレンズ登場説明写真

カスタムスイッチ

MODE1では通常のフォーカスリングとして機能する。MODE2の設定では、AF時はフォーカスリングでの絞り調整が可能。MF時にはフォーカスの移動速度が一定になるリニアMFモードで操作することができる。MODE3はドリーショットを撮影するためのモード。本レンズのみで映像特殊効果の一つであるドリーショットを撮影することができる。

フォーカスホールドボタン

AF時には、フォーカスホールドボタンを押している間、ピント位置を固定することが可能(「瞳AF」などの機能をカメラ本体側から割り当てることも可能)。MF時に、フォーカスホールドボタンを3秒以上押すと、現在のピント位置をレンズに記憶させることができ、ボタンを押すことでいつでもそのピント位置にすることができる。フォーカスホールドボタンは2つ備わっているので、2つのピント位置を記憶しておくと、ピント位置が変化する演出ができる。