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株式会社理経は、同社が取り扱うVOYのVRゴーグル「Meta Quest 3」用可変レンズアダプタ「VOY VR チューナブルレンズインサート」の販売を開始する。調整つまみをスライドするだけで簡単に度数が変更でき、近視・遠視にも対応している。希望小売価格はオープン。

普段眼鏡をかけていてもVR体験により没入できるよう、眼鏡不要でMeta Quest 3を使用するための度数可変レンズアダプタだ。

眼鏡をかけたまま VR ゴーグルを利用しようとすると、フレームの圧迫、視野角が狭いなど、VR空間への没入を妨げることが確認されているという。「VOY VR チューナブルレンズインサート」はVRゴーグルに直接取り付けるため、鮮やかなVR空間を楽しむことが可能になる。

VRゴーグル用の度数固定レンズはすでに販売されていたが、「固定レンズの度数がわからない」「複数人で使うので取り換えが面倒」など、利用上の難しさがあった。同レンズは、スライド調整のみで簡単に視力調整ができる。これにより友人、家族、企業内など複数のユーザーがVRゴーグルを容易に共有することが可能になる。

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特長

  • 取り付け、取り外しが簡単
  • 近視、遠視用に2種類のレンズで幅広く対応
  • 視力調整はスライド調整のみ
  • 度の異なる複数のレンズを準備する必要がなく、管理者の手間とコスト削減に有効

仕様

  • 近視用レンズ:0Dから-6Dまで調整可能(-6Dは視力が0.01相当に対応)
  • 近視/遠視用レンズ:+3Dから-3Dまで調整可能(プラス値での調整で遠視に対応)

今後の展開

エンターテイメント用として普及したVRゴーグルも疑似体験やシミュレーションなどさまざまな分野で利用されるようになり、普及が進んでいる。今後企業内での業務利用など利用者の年齢層も広がり、補正レンズの需要拡大を見込んでいるという。

理経では、自社プロジェクトへの導入を皮切りに、一般向け販売へ拡大していく方針。VOYにおいても、Meta Quest3 以外の各種VRゴーグル対応製品を市場へ投入する予定だという。