リコーイメージングは、雨や粉塵など建築や災害、医療などでの過酷な現場に必要な防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性に対応し、「一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会」が提唱するデジタル小黒板連携機能・信憑性確認に準拠したコンパクトデジタルカメラ「RICOH G900 II」を2024年8月30日に発売する。

通常1年の保証を3年に延長した3年間無償保証と、万一の事故でも安心の修理対応(1回あたり3,000円)、さらに修理期間中の代替機サービスを受けることができる「RICOH G900 II 安心保証モデル」を発売し、主にリコーのOA機器販売ルートを通じて販売する。

  • RICOH G900 II:税込140,800円
  • RICOH G900 II 安心保証モデル:税込152,900円

「RICOH G900 II」は、好評の「RICOH G900」(2019年5月発売)の後継機。定評あるタフ性能や軍手をしたままでも操作しやすいボタン配置や指掛かりのしやすいグリップ形状、たすき掛けにも対応した2点吊り可能な幅広のネックストラップ等を継承し、工事写真撮影での高い操作性を実現している。

加えて、PCに接続して高画質なWebカメラ機能も備えており、Web会議中に内蔵する大光量可変リングライトと最短1cmの近接撮影機能により、手元のごく小さな部品等も明るく照らしながら拡大撮影し、オンライン上で説明、表示することも可能。

「一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会」が提唱するデジタル小黒板情報連携機能・信憑性確認に対応。現場で工事写真の撮影時に、工事名・工種・略図等をチョークで記入した黒板を同時に撮影していた業務を電子化することで、作業効率の向上と工事写真の改ざん防止を確認できる。「RICOH G900 II」はこの機能に準拠、従来の黒板を用いた撮影方法と比較して、事前準備、工事写真撮影工程、工事写真管理工程で作業効率を大きく向上することが可能。

「RICOH G900 II」は、土木や建築現場、災害現場などでの屋外業務だけでなく、従来機種で好評の操作制限が行えるカメラロック機能を継承することで、高いセキュリティ管理が求められる現場での撮影や、機材の洗浄・消毒を必要とする医療機関や生産現場など、幅広い業種で活用できるという。