AVer Information(以下:AVer)は、AI自動追尾機能搭載のリモートカメラ「TR211」を発売した。希望小売価格はオープン。
TR211はフルHD 1080p/60fps、最大144倍ズーム(光学12倍×デジタル12倍)を搭載しており、人物やコンテンツの細部まで鮮明に映し出すことができる。
また「AI自動追尾」機能の搭載により、人物を瞬時に検知し、自動で追尾・撮影することが可能。なお、ライセンスキーを購入すると、NDI対応へとアップグレードできる。
AI自動追尾リモートカメラ
AI自動追尾リモートカメラ・TR211は、パワフルで信頼性の高い性能をユーザーに提供する。TR211は、プレゼンターモード、ゾーンモード、ハイブリッドモードなど、AI技術による高性能の自動追尾機能を搭載している。光学12倍ズームレンズ、1080p/60fpsの高解像度と、スムーズなPTZ操作が可能で、放送や動画配信、動画収録などのシーンで活躍するモデルだとしている。
光学12倍ズームで細部までにクリアに
TR211は光学12倍ズームを搭載。カメラがパン・チルト動作中でもスムーズにズームを行い、コンテンツを強調したり、撮影範囲を素早く移動させることが可能なため、重要な瞬間も細部までクリアに捉えることができる。
HDMI/USB/IPで、1080p/60fpsの映像出力に対応
HDMI/USB/IP接続で、1080p/60fpsの映像出力が可能。複雑な設定や煩わしいケーブルの配線に時間を取られることなく、複数のデバイスを使用して簡単に映像の配信を開始できる。
AI自動追尾で動画配信がよりスマートで簡単に
高精度な処理により、AVerの最先端AI自動追尾アルゴリズムは、人物や動く物体を簡単に識別・捕捉する。TR211はターゲットを見失わずに追尾する。
プレゼンターモード
プレゼンターモードでは高い追尾性能が実現。この追尾機能によって、カメラは動き回るプレゼンターを逃すことなく、スムーズに撮影できる。
ゾーンモード
ゾーンモードではあらかじめ最大4つの撮影エリア(ゾーン)を作成して、プレゼンター(追尾対象者)の動きに合わせて、ゾーンごとにコンテンツを映し出す。
ハイブリッドモード
プレゼンターモードとゾーンモードを組み合わせた「ハイブリッドモード」を使用すれば、発表者はより自由度の高いプレゼンテーションを行うことができるという。ハイブリッドモードを使用すると、事前に設定したプリセットエリアにプレゼンターが入ると、自動的にゾーンモードがオンとなり、プリセットエリアから退出すると、プレゼンターモードへと自動的に切り替わる。