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株式会社Cerevoは、タリーライトシステムの新モデル「FlexTally Pro」を2024年11月29日に発売する(11月13日から予約受け付け)。直販サイトでの販売価格が以下の通り。

  • FlexTally Pro(有線/無線接続対応モデル):税込198,000円
  • FlexTally Pro(有線接続専用モデル):税込189,750円
  • コントローラ単体:税込69,300円
  • ランプ単体(無線・有線両対応):税込39,600円
  • ランプ単体(有線接続専用):税込37,400円

FlexTally Proは、タリーランプ4台とコントローラー1台がセットになったタリーライトシステム。スイッチャーのスイッチング操作に合わせてタリーランプの点灯が切り替わり、どのカメラ映像が使われているのかを簡単に把握できる。主要メーカーのスイッチャー製品との動作確認をで行い、100機種以上のスイッチャーで利用できることを確認しているという。

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カメラとの接続イメージ

前モデル「FlexTally」と比較してタリーランプにマトリクスLEDを採用、色に加えて数字やパターン表示で豊かな表現が可能に。接続台数もFlexTallyがGPIO接続で最大8点に対し、FlexTally ProはGPIO接続で最大16点、イーサネット接続で最大128点に対応する。

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数字やパターンを表示できるマトリクスLED

タリーランプは4段階に調光可能で、暗い屋内や明るい野外など環境に合わせて最適な輝度に設定可能。前面のマトリクスLEDのほか背面にもLEDを搭載しており、撮影するカメラマンもタリーランプの点灯状況を確認できる。

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4段階に調光可能

ランプの給電機能は従来モデルから対応していたUSBに加えて新たにPoEをサポート、LANケーブル経由での給電が可能になったほか、バッテリーを内蔵から外付けに変更、市販のバッテリー(LP-E6形状互換)に対応することで汎用性を向上した。

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給電はPoE、USB Type-C、外付けバッテリーに対応

親機となるコントローラーはディスプレイと操作ボタンを搭載、2入力のUSB Type-Cによる電源冗長化にも対応。本体ボタンでの設定や操作が可能なほか、本体内蔵のWebアプリケーションでタリー入力ごとの設定やマトリクスLEDのカスタマイズなども自由に設定できる。

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コントローラー
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内蔵のWebアプリケーション

接続はイーサネットによる有線接続と、障害物や混信に強い特定小電力無線の315MHz帯による無線接続の両方をサポートしている。Wi-FiやBluetoothの影響を受けやすい会場でも安定した接続が可能。また、無線接続を省略した有線接続専用モデルもラインアップし、利用環境に合わせて選択できる。