LAOWA、コンパクトシネズームレンズ「Ranger FFシリーズ」の広角ズーム2製品を発売

株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)社のレンズブランド「LAOWA」のフルフレーム用コンパクトシネズームレンズ「 Ranger(レンジャー)FF」シリーズの新製品として、 広角ズームレンズ「Ranger FF 16-30mm T2.9」および「Ranger FF 16-30mm T2.9 LITE」を2024年12月6日より受注開始する。

■ラインナップ

  • LAOWA Ranger FF 16-30mm T2.9
    希望小売価格:オープン価格(予想市場価格:税込655,000円前後)
  • LAOWA Ranger FF 16-30mm T2.9 LITE
    希望小売価格:オープン価格(予想市場価格:税込765,000円前後)
  • LAOWA Ranger FF 3-Lens Bundle(16-30mm, 28-75mm, 75-180mm)
    希望小売価格:オープン価格(予想市場価格:税込1,788,000円前後)
  • LAOWA Ranger FF 3-Lens Bundle(16-30mm, 28-75mm, 75-180mm)LITE
    価格:オープン価格(予想市場価格:税込2,222,000円前後)
    マウント:Arri PL / Canon EFマウント交換式(別売の各レンズ用変換バヨネットで各マウントに変換可能)

※予想市場価格はあくまで同社が予想する価格であり、実際の販売価格とは異なる
※同製品は受注生産品のため、商品お届けまでに1ヶ月を要するとしている

フルフレームセンサー対応のコンパクトシネズームレンズ「Ranger FF」シリーズに広角ズームレンズが加わることで、シリーズの3本合計で超広角16mmから望遠180mmまで11倍以上の幅広いズームレンジを一貫した色味で撮影可能に。

Ranger 16-30mm T2.9はコンパクトかつ軽量。レンズの長さは約10cm、質量は通常バージョンで799g、LITEバージョンで738gのため、手持ち撮影やジンバル、ドローンに搭載しての撮影も可能。

ズーム全域で大口径T2.9通しを実現しており、焦点距離にかかわらず一貫した絞り値やISO感度で撮影可能。最短撮影距離は33cm。絞り開放T2.9で近接撮影すれば、被写体と背景が分離し滑らかな背景ボケが得られるとしている。また、超広角レンズでありながら歪曲収差は最小限に抑えられており、画面の端から端まで直線が保たれる。

主な仕様

  • 焦点距離:16-30mm
  • 絞り:T2.9-22
  • イメージサークル:φ43.2mm
  • 画角:71.6°‐107°
  • 対応フォーマット:フルフレーム
  • フォーカスリング回転角:100°
  • 絞りリング回転角:42°
  • ズームリング回転角:100°
  • レンズ構成:12群18枚
  • 絞り羽根枚数:11枚
  • 最短撮影距離:33cm
  • フィルタースレッド径:φ77mm
  • 寸法:80×107.4mm
  • 質量:通常バージョン 799g、LITEバージョン 738g
  • マウント:Arri PL/Canon EF交換式(出荷時はArri PLマウントを装着した状態)
  • 別売変換バヨネット:Canon RF、Nikon Z、Sony E、L Mount