ソニー株式会社とワールドアクアティクス(World Aquatics:世界水泳連盟)は、2028年までの4年間にわたるオフィシャルパートナーシップを開始する。
これに基づき、ソニーは12月10日から15日にハンガリー、ブダペストで開幕する世界短水路選手権(25m)より、2028年末までに行われるワールドアクアティクスの全ての大会をオフィシャルパートナーとしてサポートする。
ワールドアクアティクスは、競泳、水球、飛込、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミング、ハイダイビングの6つの水泳競技の国際競技連盟で、「A world united by water, for health, life and sport」というビジョンのもと、水泳競技の発展に努めているという。
ソニーは、「テクノロジーの力で未来のエンタテインメントをクリエイターと共創する」というミッションのもと、世界中の人に感動を提供し続けることを目指しており、両社は互いの理念に共感し、今後、テクノロジーを活用し水泳競技の魅力を世界中の人々へ届けるため、協業していくとしている。
ソニーは、水泳競技のアスリートによる感動的な瞬間を世界中に届けることに貢献するため、ワールドアクアティクスの公式フォトグラファーや映像制作者は、ミラーレス一眼カメラα(Alpha)やGマスターをはじめとする多彩な交換レンズ、Cinema Lineカメラ、システムカメラなどソニーの最先端のテクノロジーを活用することになる。
また、ソニーのグループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)のビデオリプレイサービスにより、公平な大会運営を支える。
さらに、ワールドアクアティクスとの協業で、ソニーのフォトグラファーが大会でとらえた記憶に残る瞬間を世界中のファンと共有する特設サイトを12月下旬に公開予定。大会のダイナミックな場面やメダリストの写真など、水泳競技の躍動を余すことなくとらえ、世界中に感動を届けるとしている。
ソニー株式会社の代表取締役社長 兼 CEO 槙公雄氏は次のようにコメントしている。
槙氏:この度、水泳競技のアスリートとファンを幅広く支えるワールドアクアティクスのオフィシャルパートナーに就任することを嬉しく思います。ソニーは、多様なアスリートとクリエイターが生み出す感動をテクノロジーによって高め、世界中のスポーツファンに届けることで、水泳競技の発展に貢献します。
また、ワールドアクアティクスの会長フセイン・ムサラム氏は、次のようにコメントしている。
ムサラム氏:今回のパートナーシップに非常に期待しています。ソニーとの協業はワールドアクアティクスとそのアスリートに新たな機会をもたらします。ソニーの最先端テクノロジーと卓越性の追求により、水泳競技の迫力と芸術性を革新的な方法でとらえることで、世界中の観客を魅了し、競技体験は向上するでしょう。私たちは力を合わせて、水泳競技の認知度を高め、アスリートの成果を称え、ファンに比類のない体験を提供することに取り組んでまいります。