株式会社IMAGICA GROUPのグループ会社で、番組・企業PRをはじめとした映像コンテンツの企画、制作、撮影、中継・配信を手掛ける株式会社IMAGICAコスモスペースは、特殊土木業界で初となる外国人向け「多言語対応」×「クイズ形式」安全教育VRコンテンツを開発したことを発表した。同コンテンツは、ライト工業株式会社からの依頼を受け、IMAGICAコスモスペースがこれまでのVRコンテンツ制作ノウハウを活用して新しく制作、VR安全教育の新しい形を提供するものだという。
特殊土木業界で初の多言語対応
業界初となる外国人向けの安全教育VRを、英語、ベトナム語、インドネシア語にローカライズ。日本語に加え、建設業界で働く外国人が多いこれらの3か国語に対応することで、より多くの人々が安全に作業できる環境を提供するという。「クイズ形式」で楽しく学習効果を向上
従来のVRコンテンツに多い「危険体験」だけでなく、同コンテンツではクイズ形式も採用。ランダムに問題が出題される仕組みで、繰り返し学べる楽しい体験型学習を実現したという。
建設業界では、2023年10月時点で14万人を超える外国人の方が活躍しており、2012年比で約10倍に急増しているという。建設業界は昨今、慢性的な人手不足が大きな課題となっており、 貴重な戦力となる外国人の方に対する安全な職場環境の提供は、未来に向けた持続可能な労働環境の実現に不可欠だ。同コンテンツでは、最新のVR技術を活用し、外国人労働者が安心して働け る環境づくりを目指しているという。
IMAGICAコスモスペースが開発した多言語対応安全教育VRコンテンツは、希望があれば、実際に体験機会の設置が可能とのことで、同社にて問い合わせを受け付けている。