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パナソニック株式会社は、LUMIXのSシリーズ、GシリーズおよびSシリーズレンズの新しいファームウェアアップデートを発表した。同社サポートサイトからダウンロードできる。

アップデート対象機種とファームウェアバージョンは以下の通り。

Sシリーズ

  • DC-S5M2(Ver.3.2)
  • DC-S5M2X(Ver.2.2)
  • DC-S1(Ver.2.4)
  • DC-S1R(Ver.2.1)

Gシリーズ

  • DC-GH7(Ver.1.3)
  • DC-G9M2(Ver.2.3)

Sシリーズレンズ

  • S-R1635(Ver.1.2)
  • S-E70200(Ver.1.4)
  • S-R70200(Ver.1.4)

アップデート内容

自動認識AFに飛行機認識・列車認識を追加

対応機種:DC-S5M2/DC-S5M2X/DC-G9M2

航空機や鉄道の撮影を強力にサポートする飛行機認識・列車認識は、被写体を高い精度で認識し続け、自由度の高いフレーミングで撮影できる。飛行機認識では「機体」と「機首優先」、列車認識では「先頭車両」と「主要部優先」の部位選択も可能。また車認識・バイク認識でも部位選択の認識を追加した。

複数フレームマーカー表示が可能

対応機種:DC-S5M2/DC-S5M2X/DC-GH7/DC-G9M2

任意のフレームを3つまで同時表示が可能。フレーム表示のアスペクト比を維持したまま拡大縮小や表示位置を変更できる。

ハイブリッドズーム/クロップズームに対応

対応機種:DC-S5M2/DC-S5M2X/DC-G9M2(クロップズームのみ)

クロップズームは、画像の中央部を切り出して画質を劣化させずに望遠効果を得られる。ハイブリッドズームは、光学ズームとクロップズームを組み合わせて、ワイド端の焦点距離を変えずにズームリング操作のみで高倍率のズームが可能。 手軽にズーム撮影を楽しめる。

MP4(Lite)を追加

対応機種:DC-S5M2/DC-S5M2X/DC-GH7/DC-G9M2

MP4(Lite)は、SNSのショート動画などをシェアするのに最適な低ビットレートの動画形式。ファイルサイズが小さいため、転送速度も速く、よりスムーズな編集作業が可能。

LUMIX用スマートフォンアプリ LUMIX Lab Ver.1.3に対応

対応機種:DC-S5M2/DC-S5M2X/DC-GH7/DC-G9M2

カメラとスマホの接続がより速くなり、SNSへのシェアまでスムーズにできるLUMIX LabのVer.1.3に対応。Bluetooth接続でスマートフォンをシャッターリモコンとして使用し、写真撮影、動画記録の開始・停止が行える。

また、Wi-Fi接続でカメラをリモート制御し、ライブビュー画面をスマートフォン画面に表示しながら撮影ができ、露出やホワイトバランスなどの基本設定、オートフォーカスの操作や写真撮影、動画記録などの操作がスマートフォンから行うことも可能です。さらに、DC-S5M2XとDC-GH7では、LUMIX Lab経由でのライブ配信設定機能にも対応する。

レンズExif情報の追加

対応機種:DC-GH7

DC-S1/S1Rのファームウェア

・SシリーズレンズLUMIX S 18-40mm F4.5-6.3(S-R1840)沈胴レンズ使用時のメッセージ表示を追加。
・レンズExif情報の追加。

Sシリーズレンズのファームウェア

・ズーム中の像面位相差AF性能が向上(S-R1635/S-R70200)。
・LEICA社製マウント用テレコンバーターとの互換性が向上(S-E70200/S-R70200)。