LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、IPSパネル搭載のWQHDモニターとして、31.5インチの「32U631A-B」、27インチの「27U631A-B」、23.8インチの「24U631A-B」の3つの画面サイズをラインナップし、2025年2月中旬以降、順次発売する。市場想定価格は以下の通り。
- 32U631A-B 31.5インチ:税込40,000円前後
- 27U631A-B 27インチ:税込32,000円前後
- 24U631A-B 23.8インチ:税込28,000円前後
同製品は、フルHD比約1.8倍の情報量を表示できるWQHDのIPSパネルを搭載し、高精細かつ鮮明な表示を実現している。さらに、最も一般的に使用されている色域「sRGB」を99%(標準値)カバーしているため、オフィスワークやクリエイティブ作業だけでなく、エンターテイメントを楽しみたい人にもおすすめだという。
フルHDの約1.8倍の表示領域
WQHD(2560×1440)は、フルHDモニターの約1.8倍の情報量を表示できるため、Excelなどの表計算ソフトでの作業では一覧性が高く、スクロール頻度が減り、作業効率の向上が期待できるとしている。画像・映像編集ソフトでの作業では、モニター上に多くの作業パネルを表示させてもドキュメントウィンドウ領域を広く使えるため、細かなクリエイティブ作業にも向いている。
また、発色が鮮やかで自然な色合いを表示できるIPSパネルを搭載。加えて、Windowsなどで最も広く使用されている色域「sRGB」を99%(標準値)カバーしているため、正確な色合いが求められるDTP作業でも活躍するという。さらに、工場出荷時にはキャリブレーションを実施しているため、個体差の少ない色合いで提供される。
映像美と機能
SDRよりも広い輝度幅を持つHDR10に対応。明るい部分はより明るく、暗い部分はより深い黒で表現することができ、豊かな色彩での映像再現が可能。また、超解像技術Super Resolution+にも対応し、低解像度の映像もWQHDらしく精細に映し出す。
さらに、6色相環や黒レベル、ガンマ補正、色温度調整など、細やかな色合い調整も可能で、クリエイターのニーズにも応えられる性能・機能を備えている。
ビジネスやクリエイティブな作業用途だけでなく、余暇時間にはゲームプレイも快適に楽しめる。WQHD@100Hzに対応しているほか、ゲームプレイで致命的となる遅延を最小限に抑えられるDASモードを搭載。さらに、暗い場所を自動的に認識し、見やすく表示させることで、暗部に潜むターゲットを捉えやすくするブラックスタビライザーなど、ゲームを優位に展開できる機能を備えている。
あらゆる人々にとって優しく、快適なモニター
目や脳の負担になるとされている画面のちらつき(フリッカー)を抑える「フリッカーセーフ」と、ブルーライトを抑えるピクチャーモード「ブルーライト低減モード」を搭載している。
また、「色覚調整」を設定すると、色の区別がつきにくい人でも、赤や緑の配色が見やすいように色合いを調整して表示するほか、消費電力を抑えつつ、色変化を極限まで抑えた「Smart Energy Saving」機能などにより、長時間のモニター使用で発生する負担を軽減する。さらに、映像端子としてUSB Type-Cを搭載。ノートPCの画面をモニターに映し出すのはもちろん、スマートフォンなどの充電が可能だ。