![Cartoni、「NAB Show 2025」出展。最新のサポートシステム、雲台、ペデスタル、Lifto PTZエレベーションコラムを展示 [NAB2025]](https://jp.static.pronews.com/pronewscore/wp-content/uploads/2025/03/image.jpg)
Cartoniは、2025年4月5日から9日までラスベガスで開催される「NAB Show 2025」に出展する。北ホールの同社ブース(ブース番号:N2539)で最新のサポートシステム、雲台、ペデスタル、Lifto PTZエレベーションコラムの数々を展示する。
また、1935年に発売された初期のシネマ三脚&ジャイロ雲台(アメリカ映画撮影監督協会提供の1936年製ミッチェルNCカメラ付き)から、カメラ位置データ精度を実現する最新のブロードキャスト/シネマEシリーズ雲台までの回顧展示も行う。
2025年はCartoniにとって90周年の記念すべき年であるという。節目を記念して、XRアプリケーションの高度な制御を可能にするエンコードシリーズ(E-Heads)が正式に発表され、SFX、VFX、VR、XR-現代の映画制作やバーチャルプロダクションに理想的なエンコードされた11種類のフルードヘッドのラインナップとなった。
Cartoni社長兼CEOのエリザベッタ・カルトーニ氏は次のようにコメントしている。
カルトーニ氏:画像収集プロトコルは進化し、進歩しています。
カメラサポートからの位置データの統合は、バーチャルまたはグラフィックインサートとリアルタイム画像を正確に一致させるための一般的な要件となる日も近いでしょう。
このトレンドを見越して、私たちは、スポーツ、報道、スタジオ、礼拝堂、教育テレビ、コマーシャル、映画などの多様なニーズを満たすために迅速に動いてきました。
Cartoniは、プロフェッショナルカメラサポートをリードし、様々な撮影者のニーズを満たすために、設計、技術、製造に携わり、プロ用フィルムカメラの黎明期から、何世代にもわたって撮影監督、カメラマン、ビデオグラファーに信頼される、スムーズで耐久性のあるカメラサポートを提供してきたという。
Cartoniは、フルードアクションおよびカウンターバランスシステムに関して、イタリア、イギリス、ドイツ、その他すべてのCEE諸国、アメリカ、中国(PRC)、インドで登録された36種類の特許を所有し、使用している。
最近のスポーツ中継やVFXを多用する番組では、カメラ位置のメタデータをキャプチャすることが必須だという。Cartoniの新しいEシリーズは、制作と配信のあらゆる段階において、精度を高めたリアルタイムのデータコントロールと配信を提供する。新しいEシリーズは、パンおよびチルトポジションデータの補足により制作チームを強化し、グラフィックスやゲームエンジンにシームレスに統合して、没入感のある制作体験の提供を可能にするという。
