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Canvaは、2012年の創業以来最大規模の製品群、ビジュアルツールキット2.0を発表した。クリエイティビティと生産性のギャップを埋めるために設計された数多くの新製品群は、AIを活用したデザイン、シームレスなコンテンツ作成、強力なパーソナライゼーションを新たな次元へ高める。

ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催されたCanvaの第4回イベント「Canvaクリエイト」で発表されたビジュアルツールキット2.0は、急成長している2億3,000万人超のCanvaの月間アクティブユーザーコミュニティに、これまでにないデザインへのアクセスをもたらすとしている。

今回のCanvaの発表は、高機能のビジュアルスプレッドシートから、高度なデータ可視化、会話をするように作成できるデザイン、一挙に実行できるコンテンツのパーソナライゼーション、インタラクティブエクスペリエンスの革新的な方法までを実現するものだ。

ビジュアルコミュニケーション分野におけるリーダーとしてCanvaの地位をより一層強固にし、世界中で日々起きているコンテンツ作成から複雑なワークフローまで、あらゆるものをサポートする。

Canvaの共同創業者兼CEOのメラニー・パーキンス氏は、次のようにコメントしている。

パーキンス氏:10年以上前にCanvaが設立されて以来最大の製品リリース、クリエイティビティと生産性が融合したビジュアルツールキット2.0の発表ができることを嬉しく思います。毎年、2億3,000万人のコミュニティが何百万ものアイデアを共有していますが、その中で繰り返し耳にするのが、クリエイティビティと生産性をシームレスなひとつの流れにしたいという要望です。

ワークプレイスに必要なものの再構築から、デザインパートナーと共に創作する新しい手法まで、私たちはこれからも、誰もが自分のアイデアに命を吹き込むことをこれまで以上に簡単にできるようにしていきたいと考えています。

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世界中のビジュアルコミュニケーションをパワーアップ

Canvaの世界的な成長は加速し続けており、2022年のCanvaのビジュアルツールキットのローンチ以来、1億4,500万人以上のユーザーがこのプラットフォームを利用している。現在毎秒376点以上のデザインが作成されており、2013年のCanva設立以来合計350億点のデザインが作成されている。

Canvaのビジュアルツールキットは、個人、チーム、企業を問わずユビキタスな存在となっており、190カ国以上で利用され、T-モバイル、Salesforceやフェデックスなどの有名企業を含むフォーチュン500の95%以上で採用されている。世界で最も影響力のある企業での世界的な採用の拡大により、Canvaの年間売上高は30億米ドルを超え、昨年より30%以上増加したという。

Canvaクリエイトでは、Docusignなどの企業がどのようにCanvaを使用し、魅力的でブランドに沿ったコンテンツを大規模に作成しているのかについて紹介した。Docusignにおいては、Canvaを利用して世界的なリブランディングを実行、何千ものアセットをリブランディングする上でクリエイティブチームの時間を500時間以上節約しているという。

ビジュアルツールキット2.0の登場-パワフルで斬新な創造が実現

Canvaのビジュアルツールキット2.0は、斬新なデザイン手法からCanvaで最も愛されているツールの革新的アップグレードまで、コンテンツ、データ、デザインの世界をひとつのシームレスな体験へと導き、可能性を再定義するとしている。キャンペーン全体の構築、複雑なデータの視覚化、数秒でのオンブランドコンテンツの拡張など、これらの発表とともに、仕事、クリエイティビティ、コラボレーションの未来が再定義される。

ビジュアルツールキットインワンデザイン―チームでの共同制作を再定義する世界初の画期的なソリューション

ドキュメントやプレゼンテーション、ウェブサイトまで、あらゆるものを統一されたフォーマットでひとつのデザインに集約することが今回からできるようになる。これにより、別々のツール、断片化されたワークフロー、切り離されたファイルが不要になる。企画からブリーフィング、デザイン、納品まで、キャンペーン全体をひとつのシームレスなコラボレーションスペースで実現することが可能になる。

Canvaスプレッドシート―見やすくてパワフル、そしてあらゆる作業とつながるスプレッドシートとして再設計

何十年もの間、スプレッドシートは複雑で堅苦しく、カスタマイズが難しいものだった。Canvaの調査によると、毎週データを扱うプロフェッショナルの約70%が、スプレッドシートに不安を感じている。Canvaスプレッドシートは、データ、テキスト、ビジュアルアセットをシームレスに統合する、完全にビジュアルでインテリジェントかつパワフルな体験を提供する。

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Canvaのマジックスタジオ上に構築されたCanvaスプレッドシートは、データセットをスキャンして重要なパターンや発見をハイライトするマジック分析や、HubSpot, Statista, Google Analyticsなどからデータをインポートできるデータ連携ツールなどの機能により、データ主導の作業を簡素化する。

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マジックスタジオ一括編集―独自のコンテンツをかつてないスピードとスケールでパーソナライズ

コンテンツへの要求がフォーマット、チーム、チャンネルを超えて急増する中、マジックスタジオ一括編集はスプレッドシートをパワフルなコンテンツエンジンに変える。Canvaスプレッドシートに組み込まれたマジックスタジオ一括編集は、チームが数秒で大量のコンテンツを作成できるようにする。

複数の市場にまたがるマーケティングキャンペーンから、営業活動や社内コミュニケーションまで、テンプレートに動的なデータを即座に入力することで、作業を減らして制作をスピードアップし、あらゆるタッチポイントで一貫性を確保することができる。

マジックグラフ―複雑なデータを瞬時にパワフルでインタラクティブなビジュアルストーリーに変換

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長い間データは、複雑で静的で、専門チーム以外にはアクセスできないものだった。マジックグラフはそのような状況を変え、誰でも簡単に生の数字を数秒でダイナミックで独自のビジュアルに変換できる。

スクロール可能なレポートやアニメーション的視覚化から魅力的なインフォグラフィックまで、このパワフルなAIツールはデータとデザインのギャップを埋め、あらゆるチームがインサイトを明確かつクリエイティブに伝えられるようにする。

Canva AI―会話するスピードでデザインが可能

これまでは、空白のページがチームの足かせになっていたが、今ではシンプルなプロンプトがクリエイティビティを前進させる。Canva AIは、Canvaのすべての生成AIツールをひとつのシームレスなワークフローに統合した、音声対応の会話型クリエイティブパートナーだ。

テキスト、スライド、画像の生成から、写真の編集、デザインのリサイズまで、プロンプトまたはユーザーの声だけで全てが完了する。

※会話型デザイン生成機能は、現在英語版で利用可能。

Canvaコーディング―複雑さを感じさせないコードの力

インタラクティブなコンテンツをデザインするには、技術的なツールや複雑な代替策が必要になることがよくあった。Canvaコーディングはそのような障壁を取り除き、シンプルなプロンプトを使うだけで誰でも簡単にインタラクティブ性をデザインに取り入れることができる。

電卓からフォーム、単語帳まで、Canvaコーディングは静的なコンテンツをダイナミックで魅力的な体験に変換する。ランディングページ、授業の資料、プレゼンテーションなど、インタラクティブなデザインが、あっという間にでき上がるという。

Canva写真エディター―プロ級のAI編集が簡単に

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スタジオクオリティの画像を、Canvaテンプレートのカスタマイズと同じくらい簡単に実現できるようになる。Canva写真エディターはビジュアルツールキットの一部として、デザイン中の作業でも、手早く編集して出力する作業でも、効率的で簡単に行えるよう一層パワフルなツールへと進化したという。

AIを活用したポイント&クリック編集で選択した要素を正確に修正したり、AIが生成した背景でライティングやレイアウトを考慮したり、オブジェクトの削除や置き換えを簡単に行うなど、さまざまな機能を備えている。

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すべてのデザインに対する責任

Canva AIやマジックスタジオを含むCanvaのすべてのAIツールは、AIの信頼性と安全性に対するCanvaの厳格なアプローチであるCanva AIセキュリティによってサポートされている。これには、入力と出力のモデレーション、安全フィルター、バイアスの緩和、AIトレーニングにおけるデータの使用方法に関する明確なユーザーコントロールが含まれる。

Canvaは、AIを人間の創造性を代替するものではなく、増幅させるためのツールとしてとらえ、責任と透明性をもってAI機能の構築に取り組んでいる。Canvaは、業界をリードする2億ドルのCreator Fundを通じて、数百万ドルのAIロイヤリティを支払い、クリエイターの資産がAI生成デザインに使用されるたびに、クリエイターに公正な報酬が支払われるようにしている。

クリエイターは、自分のコンテンツがAIのアウトプットとして公開された際に継続的に支払いを受け、AIトレーニングに参加した際には毎月ロイヤリティを受け取ることができる。

Canva、戦略的なローカルパートナーシップとコンテンツを通じて日本市場での成長を加速

Canvaは、ローカライズされたコンテンツとパートナーシップの導入を通じて、日本市場において大きな進展を遂げた。日本はCanvaにとって最も急成長している市場の一つであり、日本市場に合わせたプラットフォームの最適化に注力している。

最近では、株式会社円谷プロダクションが手がける「かいじゅうステップ」シリーズともコラボレーションし、日本のユーザー向けに500点以上の「かいじゅうステップ」キャラクターイラストを提供開始。また、日本最大級のストックフォトエージェンシーであるアフロとも提携し、20万点以上の画像素材をライブラリに追加した。

さらにCanvaは、教育コミュニティのニーズに応えるためにふりがな機能をリリースした。このツールは選択した日本語のテキストに自動でふりがなを追加するようになっているため、教育資料を作成する教員や日本語を学習する個人にとって貴重なリソースとなる。

2024年に発表されたCanvaの「ビジュアル・エコノミー・レポート」によると、日本のビジネスリーダーの70%以上が、ビジュアルコミュニケーションツールによって業績が向上したと回答しており、Canvaが職場でのコミュニケーション向上において重要な役割を果たしていることがわかる。日本では特にプレゼンテーションやソーシャルメディア用テンプレートなどのワークプレイス機能の需要が高くなっている。これまでに、日本国内では1億7,000万点以上のデザインがCanvaで作成されている。

これらの戦略的な取り組みを通じて、Canvaは日本のユーザーのニーズに応える機能を提供し続けており、この市場におけるイノベーションと成長へのコミットメントをさらに強化している。