
コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)は、パナソニック株式会社を新たなメンバーとして迎えたことを発表した。CAIは、4,500以上のメディア企業、テクノロジー企業、非営利団体などが参加し、デジタルエコシステムの信頼性と透明性の構築を目指す団体だ。
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 イメージングソリューション事業部事業部長の津村敏行氏は、次のようにコメントしている。
津村氏: 私たちは、デジタルコンテンツが日常生活の中で重要な役割を果たしていることを認識しています。誰でも簡単にデジタルコンテンツを作成・編集できるようになった一方で、改ざんによる誤情報の拡散などの社会問題も生じています。特に、ニュース報道などのコンテンツ制作に関わる方々は、写真や映像素材の真正性の確認に苦労されています。
当社としては、CAIに参画することで、デジタルコンテンツの信頼性を確保し、ユーザーが安心してコンテンツを生成し、情報を利用できる環境を提供することを目指していきたいと考えています。この取り組みは、当社の企業理念である「一歩先行く映像・音響ソリューションで、安心・感動を共に創る最高のパートナーになる。」とも一致しています。
CAIのアドボカシー兼教育責任者であるサンティアゴ ライオン氏は、次のように述べている。
ライオン氏:パナソニックをCAIコミュニティに迎えることができ、大変嬉しく思います。同社は、絶え間ないイノベーションへの貢献を果たしながら、デジタルカメラやミラーレスカメラ、更に民生用から放送用までの幅広いカメラレコーダーを提供し、最先端のテクノロジーで業界を支えてきました。業界をリードするツールにコンテンツ認証を付与することは、イノベーションを進める上で必要なステップとなります。
