
Cerevoは、タリーライトシステム「FlexTally Pro」の機能拡張および安定性向上を図ったファームウェア v1.1.0を公開した。FlexTally Proオンラインマニュアルからダウンロードできる。
v1.1.0のアップデート内容は以下の通り。
機能追加
- TSL UMD 5.0プロトコルへの対応
- TSL UMD 5.0対応スイッチャーとの接続が可能になった。設定方法については「TSL UMD 5.0対応スイッチャーと接続する」セクションのオンラインマニュアルを参照のこと。
- TSL UMD(Under Monitor Display)5.0は、放送機器間で使用される業界標準のタリー表示用通信プロトコル。このプロトコルに対応することで、より多くの放送用スイッチャー製品と互換性が向上し、プロフェッショナルな放送環境での利用がさらに便利になる。
- ランプユニットの無線通信の安定性向上
- 一部環境でランプユニットの無線通信に不調が見られた問題への対策を実施。
- 無線受信強度表示モードの追加
- ランプユニットの無線通信の受信強度を確認できる表示モードを追加。この新機能により、ランプユニットがコントローラーからの無線信号をどの程度の強さで受信しているかを視覚的に確認できる。イベント会場やスタジオなど、電波環境が複雑な場所での設置位置の最適化に役立つ。


