
キヤノンは「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として、気軽に望遠撮影を楽しみたいユーザー向けの望遠ズームレンズ「RF75-300mm F4-5.6」を2025年5月下旬に発売する。キヤノンオンラインショップの販売価格は税込35,200円。
RF75-300mm F4-5.6は、標準ズームレンズでは撮影が難しいシーンに取り組みたいユーザーや、スマホやコンデジからのステップアップを目指すユーザーに向けた望遠ズームレンズだ。
同レンズは、旅行先や屋外での撮影にも気軽に持ち運び、望遠撮影を楽しむことができる小型・軽量設計となっている。さらに、「EF75-300mm f/4-5.6 III」(1999年4月発売)の光学設計を活用し、RFマウントとして商品化したことで、普及価格帯を実現している。

離れた場所から被写体を大きく写したいシーンはもちろん、被写体と背景との距離が圧縮されたように写ることを生かした風景写真など望遠ズームならではの撮影表現に対応し、ユーザーの撮影領域を拡大する。

主な特長
焦点距離75mmから300mmをカバーする望遠ズームレンズ
焦点距離75mmから300mmの望遠域をカバーしている。近づくと逃げてしまうような動物や野鳥の撮影、運動会や発表会での離れた場所からの人物撮影、スタジアムでのスポーツ撮影など被写体を大きく写したいシーンだけでなく、ボケを生かして被写体をより際立たせたいシーンなど様々なシーンで活用できる。
さらに、APS-Cサイズカメラとの組み合わせでは、35mm判換算で焦点距離120mmから480mm相当の超望遠撮影を実現し、野鳥や飛行機などの撮影も可能だ。
携帯性に優れた小型・軽量設計により幅広い撮影シーンに対応
望遠ズームレンズながら、全長約146.1mm、質量は500mlのペットボトル飲料1本分と同程度の約507gの小型・軽量設計を実現している。また、EOS Rシリーズ最軽量の「EOS R100」(2023年6月発売)との組み合わせでは、約863gの質量を実現し、気軽に持ち運びが可能だ。
さらに、小型・軽量設計を活かして、静止画撮影だけでなく、動画撮影時においても気軽に撮影を楽しむことができる。

