250624_LUMIX_top

パナソニックは、LUMIX Sシリーズの「S1RII」「S1II」「S1IIE」のファームウェアアップデートを発表した。デジタルカメラサポートサイトよりダウンロード可能。

それぞれのアップデート内容は以下の通りだ。

S1RII Ver.1.2

  • ATOMOS社製レコーダーへのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応した
    • [8.1K(3:2)]、[8.1K(17:9)]、[7.2K(3:2)]、[5.7K(17:9)]、[4.8K(4:3)]の12bit動画RAWデータのHDMI出力が可能となる
    • ATOMOS社製HDMIフィールドモニター/レコーダー「NINJA V+」「NINJA V」「NINJA」「NINJA ULTRA」「SHOGUN」「SHOGUN ULTRA」「SHOGUN CONNECT」を用いてApple ProRes RAW記録が可能。
      ※すべての性能を保証するものではない。
      ※「NINJA V+」「NINJA ULTRA」「SHOGUN ULTRA」「SHOGUN CONNECT」は、全ての動画RAWデータに対応している。「NINJA V」「NINJA」「SHOGUN」は、一部の動画RAWデータに対応していない。
      ATOMOS社製レコーダーで記録した動画RAWデータの編集には、Apple ProRes RAWに対応したソフトウェアが必要。
      V-Log/V-Gamutと同じ色合いで動画RAWデータを編集する場合は、サポートサイトのLUT使用すること
  • Blackmagic Design社製レコーダーへのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応した
    • [8.1K(3:2)]、[8.1K(17:9)]、[7.2K(3:2)]、[5.7K(17:9)]、[4.8K(4:3)]の12bit動画RAWデータのHDMI出力が可能となる
    • Blackmagic Design社製レコーダー、「Blackmagic Video Assist 5″ 12G HDR 」「Blackmagic Video Assist 7″ 12G HDR」を用いてBlackmagic RAW記録が可能。
      ※すべての性能を保証するものではない。※8.1K(3:2) 24p、8.1K(17:9) 30p/25p、7.2K(3:2) 30p/25p、5.7K(17:9) 60p/50p、4.8K(4:3) 60p/50pの場合、レコーダーのコーデック品質をSSDでは固定ビットレート5:1以下、SDカードでは固定ビットレート8:1以下の設定がおすすめ。
      ※Blackmagic RAWデータの再生には、DaVinci Resolve またはDaVinci Resolve Studioが必要だ。また、Blackmagic RAWデータの編集には、DaVinci Resolve Studioが必要
  • DJI製ジンバルとの互換性向上
    • DJI製ジンバルとの組み合わせにおいてBluetooth接続機能に対応。
      ※すべての性能を保証するものではない
  • 写真ソフトウェア「Capture One」との互換性向上
    • 「Capture One」とのWi-Fi接続およびUSBイーサーネットアダプターを使用した有線LAN接続ができるようになった。
      ※すべての性能を保証するものではない
  • 外部機器とのタイムコード同期機能追加
    • ATOMOS社製 UltraSync BLUEとBluetooth接続を行い、タイムコードの同期ができるようになった。
      ※すべての性能を保証するものではない
  • アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」による機能追加
    • 別売のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」を使用して、拡張機能を使用可能にするための「アクティベーション」機能を追加。「アクティベーション」を行うことで、[フォトスタイル]に[ARRI LogC3]が追加される
  • [MOV]で記録できる動画に、8.1K(3:2)と7.2K(3:2)の[動画画質]を追加
  • HDMI RAW出力時の内部プロキシ記録機能追加
    • HDMI RAW出力時に、低ビットレートのプロキシ動画を同時に記録することができるようになった
  • HEIF形式の追加
    • HEIF画像の記録形式(.HIF)を追加した
    • HEIF形式のHLG撮影ができるようになった
  • 自動認識の強化
    • 自動認識対象に「アーバンスポーツ」の認識を追加
  • 深度合成機能の追加
    • 複数の合焦位置で撮られた画像を合成し、深度の深い画像を生成することができるようになった
  • 画像コピー機能の強化
    • SDカード/CFexpressカードに記録したデータをSSDへ画像コピーできるようになった
  • 交換レンズのフォーカスリング操作性向上
    • フォーカスリングに別機能の割り当てができるようになった
    • フォーカスリング回転方向(右回り/左回り)を設定できるようになった。
      ※同機能に対応したレンズが必要
  • ピクセルリフレッシュ機能強化
    • 「ピクセルリフレッシュ」メニューに自動でピクセルリフレッシュを実施するメニューを追加。
      ※ファームウェアアップデート後はONになる。ピクセルリフレッシュ実施中はメカシャッターが動作。
      ※ファームウェアアップデート後、初回電源OFF時に自動でピクセルリフレッシュ機能が動作
  • その他
    • AF枠の色を変更できるようになった
    • フレーム同時表示機能を強化した(3つまで任意のフレームを表示できるようになった)
    • UVC(USB Video Class)規格に対応
    • OMデジタルソリューション株式会社製フラッシュとの互換性を向上
    • LUMIX Flow(Ver.1.2)の機能強化に対応
    • 一部の動画画質設定時、ライブクロップ撮影において、カメラの処理の負荷軽減のために切り出せる範囲を変更
    • その他、動作安定性が向上

S1II Ver.1.1

  • 写真ソフトウェア「Capture One」との互換性向上
    • 「Capture One」とのWi-Fi接続およびUSBイーサーネットアダプターを使用した有線LAN接続ができるようになった。
      ※すべての性能を保証するものではない
  • アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」による機能追加
    • 別売のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」を使用して、拡張機能を使用可能にするための「アクティベーション」機能を追加した。「アクティベーション」を行うことで、[フォトスタイル]に[ARRI LogC3]が追加される
  • 深度合成機能の追加
    • 複数の合焦位置で撮られた画像を合成し、深度の深い画像を生成することができるようになった
  • ピクセルリフレッシュ機能強化
    • 「ピクセルリフレッシュ」メニューに自動でピクセルリフレッシュを実施するメニューを追加
      ※ファームウェアアップデート後は、ONになる。ピクセルリフレッシュ実施中はメカシャッターが動作する。
      ※ファームウェアアップデート後、初回電源OFF時に自動でピクセルリフレッシュ機能が動作する
  • その他
    • AF枠の色を変更できるようになった
    • フレーム同時表示機能を強化した(3つまで任意のフレームを表示できるようになった)
    • OMデジタルソリューション株式会社製フラッシュとの互換性が向上
    • その他、動作安定性が向上

S1IIE Ver.1.1

  • 写真ソフトウェア「Capture One」との互換性向上
    • 「Capture One」とのWi-Fi接続およびUSBイーサーネットアダプターを使用した有線LAN接続ができるようになった。
      ※すべての性能を保証するものではない
  • アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」による機能追加
    • 別売のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」を使用して、拡張機能を使用可能にするための「アクティベーション」機能を追加した。「アクティベーション」を行うことで、[フォトスタイル]に[ARRI LogC3]が追加される
  • 深度合成機能の追加
    • 複数の合焦位置で撮られた画像を合成し、深度の深い画像を生成することができるようになった
  • ピクセルリフレッシュ機能強化
    • 「ピクセルリフレッシュ」メニューに自動でピクセルリフレッシュを実施するメニューを追加した。
      ※ファームウェアアップデート後は、ONになる。ピクセルリフレッシュ実施中はメカシャッターが動作する。
      ※ファームウェアアップデート後、初回電源OFF時に自動でピクセルリフレッシュ機能が動作する
  • その他
    • AF枠の色を変更できるようになった
    • フレーム同時表示機能を強化した(3つまで任意のフレームを表示できるようになった)
    • OMデジタルソリューション株式会社製フラッシュとの互換性が向上
    • その他、動作安定性が向上