株式会社WorldLink & Companyは、同社が取り扱うカメラギアブランドPolarProの「CineBlack フィルター」を発売する。2025年8月末頃より出荷開始予定。ラインアップとWorldLink & Companyオンラインショップでの販売価格は以下の通り。
- CineBlack フィルター 49mm:税込11,000円
- CineBlack フィルター 67mm:税込14,300円
- CineBlack フィルター 77mm:税込15,950円
- CineBlack フィルター 82mm:税込15,950円
- CineBlack フィルター Helix MagLock:税込31,900円
- CineBlack フィルター 4×5:税込20,900円
1/2ブラックミスト効果で画像を滑らかでドリーミーな雰囲気に
CineBlack フィルターは、1/2の拡散強度を持つブラックミストを特徴とし、ガラス内の黒色の粒子が深みのあるシャドウを保ちながら、滑らかなハイライトのロールオフ(なだらかな明暗)、デジタル特有のシャープなコントラストを柔らかくし、奥行き感ある美しいシネマルックに仕上げるという。
同社の135シリーズフィルターを始めとする1/4の拡散強度を持つブラックミストと比較し、CineBlackではより高密度の粒子構造を採用しており、より強いハイライトブルームとより顕著なハレーションを生み出す。スタイリッシュな作品や、より強いフィルムエミュレーションが必要な場合に最適であるという。
4種の専用カスタムLUTが提供
CineBlack フィルターの効果を最大限引き出すために、Cine Velvet、Cool Dusk、Noir Fade、Kodak Cineの4種類のLUTが提供される。
CineBlack フィルターのためにデザインされたこれら4種類の専用カスタムLUTを使用することで、Kodakの映画用フィルムをエミュレートした、ノスタルジックなフィルムルックに仕上げることができる。
6種類のサイズ展開
CineBlack フィルターは、ねじ込み式として「49mm、67mm、77mm、82mm」の4種類に加えて、超高速フィルター脱着を可能にするPolarProのフィルターシステム「Helix MagLock」、業界標準サイズでマットボックス等に使用できる「4×5」の計6種類のサイズで展開される。
単品使用はもちろん、NDや偏光など他のフィルターと重ねて使うこともできる。CineBlackをレンズに最も近づけて配置することで、ブルームとハレーションを最も正確に制御できるとしている。