ローランド株式会社は、同社のビデオ・スイッチャー、AVミキサーに対応するタイトル/グラフィックス生成ソフトウェア「Graphics Presenter」の追加コンテンツ第二弾と、Ver. 1.20を公開した。Graphics PresenterはWindows10・11に対応している。
ローランド独自技術によるRoland Fill/Key機能により、Graphics PresenterをインストールしたPCとビデオ・スイッチャー、AVミキサーとの接続はHDMIケーブル1本だけで完了する。イベントやスポーツの演出に最適なテンプレートが豊富に用意されており、好みに合うテンプレートを選んで編集することで簡単に高品質なタイトル/グラフィックスをリアルタイムに合成できる。

今回の追加コンテンツでは20種類以上の新規およびアップデートされたテンプレートが加わっており、イベント、カンファレンス、ライブ配信などでのプレゼンテーションを効果的に演出できるとしている。追加コンテンツはソフトウェア画面上の「プリセットコンテンツ更新」をクリックすると自動的にダウンロードが開始される。
また、追加コンテンツ公開と同時にGraphics Presenter自体のバージョンもVer.1.2にアップデートされた。MIDIコントロールの機能追加、プレイリスト機能のユーザーインターフェース改善が行われている。Ver.1.2はローランドWebサイトから無償でダウンロード可能。
Graphics Presenterは以下の5機種に対応する。
ビデオ・スイッチャー:V-160HD Ver.3.1以降 / V-80HD / V-8HD Ver.3.0以降
AVミキサー:VR-120HD Ver.2.0以降 / VR-6HD Ver.2.0以降