ソニーは、Cinema Lineやミラーレス一眼カメラα向けのメモリーカードとして、1800MB/秒の高速読み出し速度を実現するCFexpress 4対応CFexpress Type Aカード「CEA-G480T」(480GB)と「CEA-G240T」(240GB)を2025年10月17日に発売する。市場想定価格は以下の通り。
- CEA-G240T(240GB):税込40,000円前後
- CEA-G480T(480GB):税込58,000円前後
CEA-Gシリーズの最低記憶容量を従来の80GBから240GBに引き上げ、CEA-Gシリーズのラインアップを刷新した。プロフェッショナル・ハイアマチュアの顧客からの多様なニーズに応える新たなラインアップとなった。
全モデルがCFexpress 4対応しており、1920GB、960GB、480GB、240GBの4つの容量タイプから、用途に応じた選択が可能になる。
CEA-G240T(240GB)は、高速・大容量ながら従来モデルCEA-G80T(80GB、CFexpress 2規格対応)にせまる価格帯(ソニーストア販売価格)を実現している。
CEA-Gシリーズ
CEA-Gシリーズは、デジタル一眼カメラでの連続撮影や高ビットレート動画など大容量データの書き込みに適した、CFexpress Type Aメモリーカードだ。
SDメモリーカードよりコンパクトサイズでありながら高速スピードを実現するCFexpress Type Aメモリーカードは、先進のフラッシュメモリー制御技術により実現する高速処理で、一眼カメラにおける連続撮影等のバッファ解放時間の短縮など高速書き込みを可能にし、カメラユーザーの撮影をサポートする。
最大書き込みは1700MB/s、最大読み出しは1800MB/s。高速な読み出しスピードは、PC等へのバックアップ時間の短縮に寄与。快適なワークフローを提供する。別売りのUSB40Gbps対応CFexpress Type Aカードリーダー「MRW-G3」を使用してRAWファイルや高画質ビデオなどの大容量データも、高速でパソコン等に転送できる。
CFexpress Type A規格に対して、10倍にも及ぶ最大150ニュートンまで耐える曲げ強度を備えた設計となっている。落下強度7.5m(規格比5倍)、防塵防水設計(IP57)、耐温度、耐X線、耐静電気、耐紫外線仕様で、過酷な環境下でも使用できる。