アムステルダムで9月12日から16日まで開催される、放送・映画機材の世界有数の展示会の一つであるIBC 2025において、LKサムヤンは最新の革新技術であるAF 24-60mm F2.8 FEを公式に発表。展示会後に世界市場で発売される予定だという。
ドイツの名高い光学メーカー、シュナイダー・クロイツナッハと共同開発した同レンズは、同社にとって2本目の協業ズームレンズであり、LKサムヤンの5回目のIBC参加を記念するものである。これは、世界中の写真家やクリエイターのための光学ソリューションを進化させるという同社のコミットメントを示すものだという。
今年初め、LKサムヤンとシュナイダー・クロイツナッハは、ソニーEマウント用の世界初の前面フィルター対応超広角ズームレンズであるAF 14-24mm F2.8 FEを発売し、世界的に高い評価を得た。この成功を基に、新しいAF 24-60mm F2.8 FEはラインナップを標準ズーム域にまで拡張し、写真とビデオ制作の両方に合わせたコンパクトで軽量なデザインで、妥協のない光学品質を提供するとしている。
AF 24-60mm F2.8 FEの主な特長
- 多用途な標準ズーム: 不可欠な24-60mmの範囲をカバー
- F2.8通しの明るさ: 卓越した低照度性能と創造的な被写界深度を提供
- コンパクト&軽量: プロの性能を犠牲にすることなく携帯性を追求した設計
- クリエイター中心の設計: 写真、ビデオ撮影、Vlog、多用途なコンテンツ制作に最適
AF 14-24mm F2.8 FEと共に、新しいAF 24-60mm F2.8 FEは、「コンパクト高性能ズーム」を提供するというLKサムヤンの哲学を体現し、写真家やクリエイターが新たな視点とストーリーテリングの可能性を探求する力を与える、強化されたズームレンズラインナップを完成させる。
シュナイダー・クロイツナッハの写真/シネ部門責任者であるピート・ティーレ氏は次のようにコメントしている。
ティーレ氏:年初に、我々はAF 14-24mm F2.8 FEでLKサムヤンとのパートナーシップの成功の基盤を築きました。新しいAF 24-60mm F2.8 FEにより、我々は今、協業を迅速に次の段階へと進め、次の一歩を踏み出します。これは、クリエイティブな才能が自身のアイデアを実現し、新たな視点を発見するためのさらなる自由を与える多用途なズームレンズです。
LKサムヤンのCEOであるボンウック・クー氏は次のようにコメントしている。
クー氏:AF 24-60mm F2.8 FEは、シュナイダー・クロイツナッハと共同開発した2本目のズームレンズであり、我々のズームレンズポートフォリオを完成させる上で重要な節目です。
50年以上にわたる光学の専門知識と、シュナイダーとの協業で得た実績ある経験を組み合わせることで、我々は世界中のクリエイターを刺激する革新的なソリューションを提供し続けます。このレンズを我々の5回目のIBC参加で発表できることを誇りに思い、それがもたらすであろう興奮を楽しみにしています。