Wooden Cameraは、富士フイルム初のシネマカメラである「GFX ETERNA 55」に対応した新しいアクセサリーコレクションを発表した。このコレクションは、撮影現場における電源供給の効率化と、周辺機器を取り付けるためのマウント機能の拡張を主な目的として設計されている。
コレクションの中心的な特徴として、電源供給システムであるD-Boxシステムが用意された。このシステムは、ゴールドマウントまたはVマウントのバッテリープレートを備えたD-Box本体、電源タップ、リンクケーブル、そしてD-Boxをカメラに固定するためのサポートブラケットで構成される。
D-Boxは、外部モニターやワイヤレス送受信機といった様々なアクセサリーへ安定した電力を供給する。電源タップは、後述のモジュラートッププレートと一体化するように設計されており、配線を簡素化することが可能である。新開発のサポートブラケットは、D-Boxをライザープレートに強固に固定し、撮影中の脱落を防ぐことで、接続された機器への途切れない電源供給を実現する。
マウントソリューションも充実している。カメラ上部に取り付けるモジュラートッププレートは3つのパーツから構成されており、撮影のニーズに応じて様々な組み合わせが可能である。このプレートは、カメラ純正のハンドルと併用できるように設計されている。このほか、カメラの側面や後部に取り付けるためのサイドNATOレールやリアNATOレールも用意されており、モニターやマイクといった機材を自由な位置に配置できる。



また、ARRI社のLPLマウントレンズを富士フイルムのGFXマウントに装着するためのLPLマウントアダプターもラインナップに含まれる。このアダプターは、カメラ本体が備えるレンズロック機構を利用することで、シネマレンズを確実かつ安全に固定し、撮影中の意図しない脱落やズレのリスクを低減する。
Wooden Cameraの担当者であるドミニク・アイエロ氏は次のようにコメントしている。
アイエロ氏: このコレクションは、マウントオプションの拡張と電源分配の効率化という2つの目標を念頭に置いて設計しました。
富士フイルムがシネマ分野へ進出する最初のカメラに対し、我々が他のカメラシステムで提供してきたものと同等以上の機能を追加することを目標としました。これらのアクセサリーにより、制作者はあらゆる制作ニーズに合わせて、機材構成を簡素化したり、あるいは拡張したりすることができます。
今回発表された富士フイルムGFX ETERNA 55用の各種アクセサリーは、現在購入可能としている。



