GoProとジンバルメーカーのHohemは、AIを搭載したジンバル「Fluid Pro AI」を本国で発表した。Fluid Pro AIはGoProから直接購入が可能だ。
同ジンバルは、Hohemの先進的なAI追跡技術とGoProの象徴的なアクションカメラのノウハウを融合させた戦略的パートナーシップによって生まれた。スマートフォン、GoPro、コンパクトデジタルカメラ向けに、高品質で安定した映像を提供することを目指しているという。
AIとアクションの融合
Fluid Pro AIは、Hohem独自のAI被写体追跡技術を搭載。スマートフォンやGoProにレンズやマイクなどのアクセサリーを装着した状態でも、完璧なスタビライゼーションを実現する。
AI追跡モジュールは被写体を自動でロックオンし、シーンがダイナミックに動いてもフレーム内に完璧に収め続ける。また、内蔵のフィルライトにより、明るい日中から低照度環境まで、あらゆる照明条件下でシャープで鮮やかなコンテンツを撮影可能だという。
創造性を超える機能
3軸スタビライゼーションにより、どんな状況でもスムーズで制御されたショットを保証するという。360°の無限パンニング機能も備え、滑らかさを損なうことなくダイナミックな動きを可能にする。
最大400gまでの機材に対応し、GoProカメラ、スマートフォン、コンパクトデジタルカメラと互換性があるため、プロの映像制作者からコンテンツクリエイターまで幅広く使用できる。直感的なジョイスティックとワイヤレス操作によるシャッター、ズーム、フォーカスにより、一人での撮影でもチームでの撮影でも、正確な操作を可能にする。
コンテンツ制作のマイルストーン
Fluid Pro AIは、Hohemの革新への取り組みを反映した製品であり、同社の高度なAIトラッカー技術とユーザーフレンドリーなデザインは、「iSteady V3 Ultra」や「iSteady M7」といった製品にも見られる。どちらも、様々な物体を追跡する独自のAIトラッキングと、AIライブフィードモニタリング機能を備えた取り外し可能なタッチスクリーンリモコンを備えている。
HohemとGoProの協力により、インテリジェントで映画のような撮影がこれまで以上に身近になるとしている。