Blackmagic Designは、リアルタイム合成プロセッサー「Ultimatte」用のソフトウェアアップデート「Ultimatte 2.3」をリリースした。同社ウェブサイトから無償でダウンロード可能。
このアップデートにより、Ultimatte 12 HD、4K、8Kの各モデルで外部リファレンスのレイテンシーが低減され、生放送におけるリアルタイムキーイングの実行速度と同期が改善される。
また、Ultimatte 12 4Kにおいては2110 IPビデオの安定性と性能も向上し、IPベースのワークフローでの信頼性が高まり、より円滑な統合を実現する。
さらに、手動サンプリング時に画面の値が自動的に更新されるようになり、髪の毛のディテールや不均一な照明といった難しいショットでのグリーンバックのキーイング調整が容易になった。これにより、クリーンなマットを作成でき、合成の精度が高まるという。