DJIは、最新のスマートフォン用ジンバルであるOsmo Mobile 8を発売した。これにより、スマートフォンを持つ誰もが簡単にシネマティックな映像を撮影できるようになるとしている。希望小売価格は税込18,480円。
DJIによるスマートフォンジンバルの最新モデルは、360°パン回転に対応し、かつ、ローアングル撮影の操作性を向上する超快適なグリップを備え、スマートフォンでのコンテンツ制作に新たな自由度と柔軟性を提供する。インテリジェントトラッキング機能により、このジンバルは人物だけでなく、猫や犬もフレーム内に収めながら撮影できるようになった。
多機能モジュールには、DJI Mic 3、DJI Mic 2およびDJI Mic Miniトランスミッターに対応したマイクレシーバー機能が搭載されており、高品質な音声収録が可能だ。また、明るさや色温度を調整可能な補助光もモジュールに搭載され、クリエイティブなシーンの撮影をサポートする。さらに、延長ロッドと三脚が本体と一体になっているため、追加アクセサリーを使わずに柔軟な撮影が可能だ。
3種類から選べるトラッキング方法
Osmo Mobile 8は、3種類の被写体トラッキング方法に対応している。シリーズで初めてAppleのインテリジェントトラッキング技術であるApple DockKitに対応し、iPhoneユーザーは標準カメラアプリや200種類以上の対応iOSアプリでも被写体トラッキングが可能になった。
iPhoneとAndroidの両方に対応する多機能モジュールは、人物に加えて犬や猫もトラッキングできるようになり、ペットとの心温まる瞬間を手軽に撮影できるようになった。
さらに、DJI Mimoアプリでは、DJI独自の高度なトラッキング技術であるActiveTrack 7.0を利用でき、人物やペット、物体のトラッキングが可能になった。
DJI OM多機能モジュールの実力
被写体トラッキング機能に加え、多機能モジュールには、8段階の明るさと8段階の色温度を調整できる補助光も搭載されている。モジュールには、DJI Micシリーズに対応したマイクレシーバーが内蔵されており、クリアな音声を提供する。
手のジェスチャーで写真撮影、録画の開始・停止、トラッキングの起動、構図の調整などが可能だ。
360°パン回転対応、新しい視点で撮影
Osmo Mobile 8は、360°パン回転に対応するパン軸を備えた初のOsmo Mobileモデルであり、あらゆる角度から滑らかなパノラマ写真や動画を撮影できる。さらに、快適な握り心地のグリップを備えており、ローアングル撮影がしやすくなっているという。
ジンバルだからこその高い操作性
DJIの第7世代3軸手ブレ補正技術を採用しており、画質を損なわず安定した映像を撮影できる。また、トリガーを3回押すと、背面カメラでのセルフィーが可能になる。三脚と延長ロッドが本体と一体になっており、より広い視野角で撮影できる。Osmo Mobile 8は370gと軽量で、最大10時間の稼働が可能だ。
DJI Care Refresh
DJI製品向けの包括的な保証プランで、今回Osmo Mobile 8でも利用できる。経年劣化や衝突、水没などによる故障・損傷は、製品交換サービスによってカバーされる。
