Blackmagic Designは、2025年11月19日から21日の3日間、幕張メッセで開催されるInter BEE 2025に出展する(Hall 8/8503)。
主な展示製品
DaVinci Resolve 20
AI機能を強化し、さらに使いやすくなった。30種類のローカルで使えるAI機能以外にも各ページに新機能をたくさん盛り込み、100種類以上のアップデートを搭載している。
今年より全国に拠点をもつ著名な日本の放送局がテレビ番組の編集機として400式近くを運用し始めており、カラーだけではなくオフライン編集・オンライン編集の分野での活用が広まっている。
Blackmagic Cloud
DaVinci Resolveやカメラと組み合わせて使えるクラウド共有サービスである。圧倒的なコストパフォーマンスと使いやすさで、リモート共同編集や中継先からの収録ファイルの伝送を効率化できる。今回のInter BEEでは、新しいサービスのクラウドスイッチャー「ATEM Cloud」とクラウドビデオルーター「Stream Router」を日本初公開する。
ATEM Mini Extreme ISO G2
パワフルかつコンパクトなライブスイッチャー。配信分野で人気だというATEM Miniシリーズの最新機種。8系統の入力全系統を収録するISO収録機能、SRTでの直接配信機能、NASに高速でアクセスできる10Gイーサネット、XLRオーディオ入力、DVEやクロマキーを搭載している。
Blackmagic PYXIS 12K
汎用性の高いデザインの高度なデジタルフィルムカメラ。それぞれの撮影に適したカメラリグを構築できる。この新機種は、12,288×8,040フルフレームRGBWセンサー、内蔵光学ローパスフィルター、16ストップのダイナミックレンジを搭載している。Lマウント、PLマウント、EFマウントの3種類が用意されている。
Blackmagic Replay
複数のHyperDeckレコーダーを使用して共有ストレージに収録を行うと同時に、DaVinci Resolveをパワフルな再生エンジンとして同じ共有ストレージに接続する、独自ソリューションだ。拡張性およびコストパフォーマンスが高く、新世代のリプレイソリューションである。関西テレビなど、放送局にも広く導入が進んでおり、スポーツのライブ中継放送などで使用されている。
Blackmagic 2110 IP Converterシリーズ
あらゆるSDI機器をST 2110ベースのIP放送システムに統合するために設計されている。コンバーターを追加することで、低コストで、手持ちの映像機器をすべてSMPTE-2110に対応させることが可能である。さらにBlackmagic Designでは、すでに2110 IPに対応したカメラやモニターなどの機器も提供している。
上記以外にも多くの製品を展示する。ゲストスピーカーを招いてのデモやトークセッションも実施する。