株式会社メディアインテグレーションMI事業部は、Sonarworksの新製品「SoundID Reference Virtual Monitoring Pro」を発売した。希望小売価格は税込49,500円。
SoundID Reference Virtual Monitoring Proは、自身の部屋やお気に入りのスタジオの音響特性を測定、キャプチャーし、それをヘッドフォンで再現可能にする「ヘッドフォン向けバーチャルモニタリング環境」である。
このソリューションにより、場所や時間を問わずに、お気に入りのスタジオや場所で聴いているのと同じ音響特性でミックス作業やモニタリングが行える。付属のイヤフォン型のバイノーラルマイクを使い、専用の手順ガイドの通りに測定をするだけで部屋とスピーカーの特性を約15分でキャプチャー。生成された音響特性のプロファイルをヘッドフォンで再現する。
これまでのSoundID Referenceはヘッドフォンやスピーカーのキャリブレーション(補正)が主だったが、同製品は「自分の部屋の音をヘッドフォンで鳴らす」というユーザーのリクエストを実現した。好きなスタジオ、部屋、クライアント環境、カーオーディオなど、任意のステレオ再生環境を測定し、その音響を忠実にヘッドフォンで再現する。
スタジオ、外出先、自宅など、どこでも同じモニタリング環境で作業ができ、時間や場所の制約を解消できるとしている。
こんな方に最適
- 夜の時間帯や移動先でヘッドフォンによるミックスやチェックを行うクリエイターの方
- 自宅スタジオと外スタジオ、クライアント・ルーム間でモニタリング環境を統一したいエンジニアの方
- 外出先や車の中など、多様な環境かつ慣れた環境でミックスチェックしたい方
- ヘッドフォンでのミックス作業が多く、スピーカー再生環境を常設できない方
専用のインイヤー・バイノーラル測定マイクで専用の計測が可能
- 車内でも自宅でも、その場で「部屋の音」をプロレベルの精度でプロファイルできる
- スタジオ再生音を、そのままヘッドフォンで持ち運べる
- 自宅、クライアント、レコーディング・スタジオ…どんな環境もヘッドフォンで再現する
製品の使い方
- Step 1:Virtual Monitoring PROを入手
Virtual Monitoring PROを購入、または既存のSoundID Referenceからアップグレード。ライセンスキーとインイヤー測定マイクを入手する。 - Step 2:機材の準備
オーバーイヤーヘッドフォン、測定したい部屋、SoundIDインイヤー・バイノーラルマイクを接続する。 - Step 3:あなた専用のプロファイルを計測
直感的なステップに沿って、数分で「あなたの部屋の音」をキャプチャー可能だ。 - Step 4:プロファイルを適用する
部屋のプロファイルを保存、SoundID ReferenceアプリまたはDAWプラグインに読み込み、スピーカーの音をどこへでも持ち運べる。
Virtual Monitoring PROプロファイル作成に必要なもの
計測したいステレオシステムにアクセスできる環境/SoundID USBバイノーラル・インイヤーマイク/スピーカー出力とヘッドフォン出力を備えたオーディオインターフェース
機能比較
| ヘッドフォン上での空間ルームシミュレーション | Virtual Monitoring | Virtual Monitoring PRO |
| 3種類のスピーカーシミュレーション(ニア/ミッド/ファーフィールド) | ◯ | ◯ |
| 7種類のコンシューマーデバイスシミュレーション(スマホ、ノートPC、TVなど) | ◯ | ◯ |
| 3種類のカーオーディオシミュレーションプリセット | ◯ | ◯ |
| あなたの部屋の"超リアル"・パーソナライズドシミュレーション | ◯ | |
| 訪れた他の音響環境を"超リアル"に再現 | ◯ | |
| 必要な機材 | Sonarworks対応の500種以上のヘッドフォン | もしくは任意のオーバーイヤーヘッドフォン(ヘッドフォンキャリブレーションは不要) |
※どちらのバージョンにもSoundID Reference for Headphonesの永久ライセンスを付属