Reflx Labより

中国・深センに拠点を置くReflx Labは、同社が販売する大判一眼レフカメラプロジェクト「SMARTFLEX」について、8×10フォーマット対応の新型一眼レフカメラ「SMARTFLEX 810」を発表した。

本機は、ポートレート撮影における大判レンズの活用に特化したモデル。8×10判の一眼レフカメラとしては、1901年に製造された「Graflex 810」以来、世界で2機種目の製品になるという。

最大の特徴は、大判カメラ特有の撮影プロセスを効率化する一眼レフシステムと、フォーカルプレーンシャッターの統合にある。4×5フォーマットの4倍の面積を持つ8×10判において、ミラーの剛性・駆動、大型シャッターの制御といった技術的課題を克服。一眼レフファインダーによる迅速なフレーミングとピント合わせを実現した。また、反射ミラーを収納位置で固定し、従来の大判カメラと同様のスタイルで運用することも可能としている

レンズの互換性については、一辺200mmを超える大型レンズボードとフロントスタンダードを採用することで、重量級レンズへの対応力を強化。南京340mm f/2.4(約8kg)のような巨大なレンズを用いたテストにおいても、スムーズな合焦と確実なロックを実現している。さらに、ベローズ設計の最適化によりケラレを排除し、レンズ本来の光学性能を画面全域で享受できる点も強みだ。

シャッターシステムは最高1/600秒以上の高速撮影に対応し、マニュアル長時間露光(Tモード)も備える。これにより、従来の大口径ヴィンテージレンズ使用時に必要とされた「レンズキャップによる露光調整」が不要となった。ハイブリッド素材の採用により、8×10一眼レフでありながら三脚1本で屋外撮影が可能な安定性と軽量性を両立。その操作感は「巨大なマミヤRB67」とも評されており、スタジオおよび屋外でのポートレート撮影における新たな選択肢となりそうだ。