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中国・安徽省のVenus Optics(LAOWA)は、「Laowa 90mm f/2.8 2x Ultra Macro APO」のマイクロフォーサーズ(MFT)マウント版を本国で発売すると発表した。

同レンズは、これまでフルサイズミラーレス向けに展開されてきたが、新たにMFTマウントに対応することで、業界トップクラスの2倍マクロ撮影性能とアポクロマート(APO)設計を、MFTユーザーにも提供する。新バージョンではオートアパーチャ機構も搭載されている。

MFTセンサーの2倍クロップを活かすことで、フルサイズ換算では最大4倍相当の撮影倍率を実現し、解像度を損なうことなく微細な世界を捉えることが可能となる。

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2倍マクロが生む、圧倒的な撮影倍率

Laowa 90mm f/2.8 2x Ultra Macro APOは、被写体を実寸の2倍で撮影できるマクロレンズである。MFTのクロップファクターと組み合わせることで、フルサイズ換算4倍相当の倍率となり、肉眼では捉えにくい微細なディテールや質感を描写できる。自然写真や科学分野の撮影において、大きなアドバンテージをもたらすとしている。

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©Kiva Huang

高い解像力と優れた描写性能

同レンズは13群10枚構成の高度な光学設計を採用する専用APOレンズであり、軸上色収差および倍率色収差を極限まで抑制している。これにより、開放F2.8から高コントラストな被写体でも色にじみのない、シャープな描写を実現する。

また、9枚羽根の絞りにより、なだらかでクリーミーなボケ味を生み出し、フルサイズ換算180mm相当の画角を活かした圧縮感のあるシネマティックなポートレート撮影にも対応する。

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©NPC

MFTワークフローに最適化された設計

MFT専用設計として電子接点を備え、カメラ側からの絞り制御に対応する。EXIF情報の記録やボディ内手ブレ補正との連携も向上している。

フォーカス方式にはインナーフォーカスを採用し、撮影時に全長が変化しない構造となっている。最短撮影距離205mmでも鏡筒が前方に伸びないため、被写体を驚かせることなく、ライティングの自由度も確保できる。

コンパクトで携帯性に優れた設計

フルサイズ向け設計をベースとしながらも、MFT装着時には全長約115mm、質量約540gと、同クラスのマクロレンズと比較して小型軽量に仕上げられている。堅牢なビルドクオリティと相まって、手持ち撮影や長時間のフィールドワークにも適した設計となっている。

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主な仕様

対応フォーマットマイクロフォーサーズ
焦点距離90mm
絞り範囲f/2.8 – f/22
レンズ構成13群10枚
絞り羽根9枚(オートアパーチャ)
最大撮影倍率2倍
最短撮影距離205mm
フォーカス方式MF(インナーフォーカス)
フィルター径67mm
質量約540g