株式会社焦点工房は、LIGHT LENS LABの交換レンズ「LIGHT LENS LAB LTM 50mm f/2 シルバー」を発売した。焦点工房オンラインストアでの販売価格は税込188,000円。
同製品は、かつて軍用ライカ向けに少数生産された非常に希少なレンズ「50mm F2」を、現代の技術で忠実に再現したライカL39マウント(LTM)対応レンズである。
LIGHT LENS LABの日本総代理店である株式会社焦点工房を通じた国内正規流通分は17本のみとなる希少モデルで、所有すること自体が特別な体験となる一本だ。レンズに付属するL-M変換リングを取り外すことで、L39マウントカメラへ直接装着できる。
ステンレス素材を採用した特別仕様。所有感を高める外観デザイン
LIGHT LENS LAB M 50mm f/2(通称「周エルカン」)は、同社の復刻レンズプロジェクト第2弾として開発された。今回のLTMバージョンは世界限定300本のみの特別モデルである。
その中でもごく一部の個体は、初代Summilux 35mm f/1.4「スチールリム」へのオマージュとして設計されており、鏡筒前部にステンレス素材を使用している。鏡筒全体との素材感の違いが外観のアクセントとなり、完成度と所有感を高めている。なお、焦点工房の販売分はすべてこの特別仕様の個体となる。
80年以上前の設計思想が生む、描写の奥行き
光学設計には、張り合わせのない4群4枚(4枚玉)構成を採用し、オリジナルレンズの設計思想を忠実に踏襲している。絞り開放では、わずかな滲みを伴った柔らかなボケ味を見せ、絞り込むことで輪郭の立ったシャープな描写を楽しめる。絞り操作による描写変化そのものを味わえるレンズとなっている。
外観面でも、無骨で存在感のある鏡筒デザインや、オリジナルの特徴の一つである絞りリングの操作レバー形状まで丁寧に再現されている。
写真文化への敬意から生まれた復刻プロジェクト
同レンズは、中国の投資家でありコレクターでもある周氏による復刻レンズプロジェクトの第2弾である。前作「M 35mm f/2」と同様、その精巧な作りと再現性の高さから、愛好家の間では「周エルカン」の愛称で親しまれている。写真の歴史や文化を現代に伝える一本として、ライカユーザーはもちろん、これからカメラを楽しみたい層にも注目される製品だとしている。
仕様
| 対応マウント | ライカL39、ライカM |
| 対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ |
| 焦点距離 | 50mm |
| 最短撮影距離 | 0.7m |
| フォーカス | MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型 |
| レンズ構成 | 4群4枚 |
| 絞り | F2–F16 |
| 絞り羽根 | 10枚 |
| サイズ | Φ51×30mm(突起部・マウント部除く) |
| 質量 | 約238g(L-M変換リング約12gを含む) |
| フィルター径 | 39mm(E39規格) |
| 付属品 | レンズフード、UVフィルター、前後キャップ、筒型レザーケース |