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Shureは、IT部門が日々直面する会議室運用の課題に応えるオールインワンビデオ会議バー「IntelliMix Bar Pro」を発表した。

AI活用が進むワークプレイスに最適化されており、中規模から大規模の会議室において、単一デバイスによる高品位な音声・映像体験を提供する。特許出願中のカメラ配置とAIフレーミング技術により、表情やジェスチャーといった非言語情報まで的確に捉え、参加者のエンゲージメントと生産性を高めるとしている。

Shureのチーフ・テクノロジー・オフィサーであるサム・サベット氏は次のようにコメントしている。

サベット氏:今日の企業に求められているのは、誰もがストレスなくAIを活用したコラボレーションに参加できる、シームレスな音声・映像ソリューションです。そしてShureは、あらゆる会議空間で将来を見据えた信頼性の高いAI体験を提供することに取り組んでいます。IntelliMix Bar Proは、Shureの業界トップクラスのオーディオ技術と先進的なビデオ技術を統合することで、このニーズに応えます。

AIを活用するワークプレイスに向けてデザインされたIntelliMix Bar Proは、室内前方に設置する1台のデバイスだけで大規模な会議室全体をカバーします。Microsoftと協力して開発を進めたこのソリューションによりシステムをより迅速に導入でき、日々の運用・保守の負担を軽減することでコスト効率を高めることにもつながります。

スケーラブルな設計

Shure IntelliMixコラボレーション製品群は、企業で求められるスケーラビリティ、信頼性、一貫性を備え、様々な環境でスムーズな導入と安定したパフォーマンスを実現する。IntelliMix Bar Proは、Shure独自のアレイマイクロホンとパワフルなステレオスピーカーを搭載し、高品位な会議オーディオ体験を提供する。

内蔵のIntelliMixオーディオプロセッサーが周囲のノイズを低減し、話者の声を強調・明瞭化することで、Microsoft Teams CopilotをはじめとしたAIツールによる正確な文字起こしを支援する。

さらにIntelliMix Bar Proは、Microsoftが提供するMDEP(Microsoft Device Ecosystem Platform)を基盤とすることで、高いセキュリティと長期的に安定した運用を実現する。IT管理者は大規模環境においても安心してシステムを導入・管理できる。ShureとMicrosoftの協力体制は、AIを活用した体験における品質や技術革新への強い取り組みを示すものだとしている。

MDEP責任者であるユハ・クオスマネン氏は次のようにコメントしている。

クオスマネン氏:Shureとの協業は、エンタープライズに求められるセキュリティと高品質なハードウェア、そして強力なプラットフォームの融合によって何が生み出せるのかを示しています。MDEPを基盤とすることで高いセキュリティ性を実現しており、大規模な展開にも対応可能な、現代のIT環境が求める要件に応える製品となっています。これは、ShureとMicrosoftが共有する価値観が、実際の顧客価値につながった好例と言えます。

会議とコラボレーションを強化する映像体験

Shure IntelliMix View(AIフレーミング技術)は、参加者一人ひとりを正確にフレーミングする。4台の4Kカメラにより135°の広画角を確保し、室内全体を視野に収めながら、発言者をインテリジェントに捉える。

シンプルなセットアップとリモート管理

IntelliMix Bar Proは、MDEPを基盤としたAndroidベースのコンピューティングを搭載している。システムを構成する機材点数を削減することで、配線や設置作業を大幅に簡素化すると同時に、潜在的な故障リスクを低減し、日々のメンテナンス負荷も軽減する。IT管理者はShureCloudに加え、Pro Management PortalやServiceNowなどを活用し、デバイスの遠隔監視・管理・更新を安全に行うことができる。

IntelliMix Bar Proにより、Shureはワークプレイスにおけるコミュニケーション環境の質をさらに向上させ、ITチームの業務を支える使いやすいソリューションを提供し続けていくとしている。

なお、IntelliMix Bar Proは、2026年2月3日から6日(現地時間)にスペイン・バルセロナで開催されるISEのShureブース(3M300)にて世界初展示される予定だ。