ゼンハイザーグループは、2026年2月3日(火)から2月7日(土)までスペイン・バルセロナで開催されるISE 2026にて、2つのブース(3B500および3B700)を出展する。
同ブースは、Sennheiser、Neumann、AMBEO、Merging Technologies、そしてパートナーであるSoundBaseの各ブランドを追求し、つながりを生む場として設計されている。ブースでは、ハンズオン展示や臨場感あふれるデモルームを通じて、教育、企業、ライブオーディオ、放送、スタジオといった多様な分野に向けたゼンハイザーグループの最新オーディオ・イノベーションを紹介する。
発見を促すブースデザイン
ブース内は、すべてのエリアで来場者の好奇心を刺激する設計としている。Sennheiserのスケーラブルなオーディオ・ソリューションが、用途や環境、ニーズを問わず柔軟に適応する様子を実際に体験できる。専門的知識を持つスタッフが各展示を案内し、インタラクティブなデモや製品のハンズオン展示を通じて、来場者との深いコミュニケーションを生み出す。
最先端テクノロジーを体験
Sennheiserは、以下の最新技術を紹介する。
- AVマネジメント:クラウドベースの管理により、ITおよびAVチームのワークフローを効率化
- ボイスリフト技術:困難な音響環境でも非常に明瞭な音声を実現
- RFコーディネーションおよびワイヤレスオーディオ:信頼性と拡張性で新たな基準を確立
- イマーシブオーディオ:プロフェッショナルにおける音体験を刷新
ダニエル・ゼンハイザー氏がステージに登壇
ISE 2026の開幕にあたり、ゼンハイザーグループ取締役会会長のダニエル・ゼンハイザー氏が「ISE 2026 インベスター・フォーラム」に参加する。同氏は、2月3日(火)午前10時30分から、フィラ・バルセロナ・グランビアのルームCC5.1で開催される「Reflections from the Money-side」パネルディスカッションに登壇する。セッションでは、ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティ、コーポレートなど多様な投資家の視点から、プロAV分野への投資を通じて得た機会と課題が共有される。
ビジネスコミュニケーション向けソリューション
ビジネスコミュニケーションゾーンは、コラボレーションと学習をよりシンプルにすることに注力している。ハイブリッド学習空間の設計、キャンパス全体のAV管理、BYODソリューションの統合といった複雑になりがちな課題を解消する。
注目は最先端の防音デモルームで、「TeamConnect Bar」および「TeamConnect Ceiling Solutions」を体験できる。展示会場という厳しい音響環境の中で「TruVoicelift」を実演し、ボイスリフト技術の手軽さと高い効果を体感できるという。
インタラクティブな参加体験
来場者は、Sennheiserのパートナー・エコシステムに焦点を当てたインタラクティブ企画「ISE26 Hunt」に参加できる。QRコードをスキャンし、簡単なタスクをクリアすると、Sennheiserソックスを含む限定アイテムを獲得できる。Sennheiserとパートナーが実現する、柔軟でつながりのある環境づくりを楽しみながら学べる。
「DeviceHub」を初公開:AVマネジメントの新時代
Sennheiserは、ISE 2026において安全なクラウドベース・プラットフォーム「DeviceHub」を正式に発表する。同プラットフォームは、ITおよびAVマネージャー、ならびにシステムインテグレーター向けに設計されている。「DeviceHub」は、デバイスの可視化とリモート管理を一元化し、エンタープライズ、教育、コーポレート環境におけるワークフローを効率化する。リアルタイムのインサイト、簡素化したセットアップ、統合コントロールを提供し、コミュニケーション、学習、チームワークに最適な空間づくりを支援する。ベータ版での成功を経て、ISE 2026を機に提供を開始する。
初期対応製品は「TeamConnect Bar Solutions」で、2026年を通じて他のSennheiser製品にも対応を拡大する予定だ。
ISE 2026で「Spectera Lab」を展開
世界初の双方向ワイドバンド・ワイヤレス・エコシステム「Spectera」は進化を続けており、「Spectera Lab」では今後追加予定の注目機能をプレビューする。Commandアダプターを搭載した「SKMハンドヘルド・トランスミッター」や、SMPTE 2110放送ワークフロー向けの「Base Station ZMAN」を体験できる。
今後は「Spectera」のAPIへのアクセスも提供予定で、マルチベンダー環境における高度なカスタマイズと制御が可能になる。会場では、WMASの実装とワイヤレス運用にもたらす利点について、Sennheiserのエキスパートが詳しく紹介する。
世界初のブランドニュートラルRFコーディネーションツール「SoundBase」
ゼンハイザーチームは、パートナーとしてSoundBaseを迎え、世界初のユニバーサル・ワイヤレスオーディオ管理ソフトウェア「SoundBase」アプリのデモを実施する。同アプリはユニバーサルRFプランニングとコラボレーティブなワークフローを特徴とし、メーカーごとに異なるソフトウェアを切り替える必要をなくす。主要メーカーすべての機器と連携し、リモートでの円滑なコラボレーションを可能にする。ISE 2026では、無料版に追加される新機能も発表される。
Neumannによるエンドツーエンドのイマーシブオーディオ・ソリューション
ブースには、Neumannによるイマーシブ・スタジオエリアも設置する。「KH 150」および「KH 120 II」、さらに新製品の「KH 810 II」(マルチチャンネル・ベースマネジメント対応)を使用した、フル7.1.4構成を展示する。
このイマーシブ・セットアップは、Neumannのハイエンド・オーディオ・インターフェース「MT 48」で制御し、すべてのI/O拡張カードを搭載した複数の「Merging Hapi MK IIIユニット」とシームレスに連携する。MassCoreシステムでは、Mergingの定評あるPyramix 15およびOvation 11を稼働させる。
また、AMBEO空間オーディオ・プラグインを搭載したMerging Anubisインターフェースや、Apple Vision Pro向けの画期的なアプリ「VIS(Virtual Immersive Studio)」も紹介する。「VIS」は、空間オーディオと空間コンピューティングをつなぎ、ハンドジェスチャーによる直感的なイマーシブ・ミキシングを可能にする。イマーシブ・ラウドスピーカー・セットアップで使用できるほか、別途デモを行う「RIME」にも対応する。最近バージョン1.5に更新された「RIME」は、「NDH 20」および「NDH 30」ヘッドホンで、驚くほどリアルなイマーシブ・モニタリングを実現するNeumannのソリューションである。
さらに、Neumannの名高い「KU 100バイノーラル・ヘッド(通称「Fritz」)」や、「M 49 V」「U 67」といった伝説的マイクロフォンの復刻モデルも展示する。