Asteraは、Quikシリーズに新たに加わる焦点調整可能なLEDフレネルライト「QuikBeam」を発表した。QuikBeamはコンパクトなスポットライトで、200Wタングステン相当の光量と最先端LED技術を融合。13°~60°のフレネルレンズ式ズーム、交換可能なQuikBrickバッテリー、内蔵Power over Ethernet(PoE)を搭載している。様々な環境にシームレスに溶け込みながら卓越した性能を発揮するよう設計された同製品は、多様な規模のライブイベント、映画撮影現場、放送制作の要求に応えるために開発されたという。

QuikBeamは、映画用「インキーズ」の伝統を受け継ぎ、大胆なフレネルレンズにより、精密なアップライト、アクセント照明、特徴強調に最適なクリーンで定義されたビームを照射するよう設計されている。13°-60°のクイックターンズームを備えたコンパクトでパワフルな照明は、新機能「ホットビーム」を搭載し、13°を超える照射を実現。さらに狭いビーム設定でも卓越した出力と中心部の強度を発揮する。

ダウンタイム削減とワークフロー革新を実現する設計で、QuikBeamは極めて汎用性の高い電源エコシステムを提供するという。完全防水のQuikBrickバッテリーは数秒で交換可能で、必要に応じて急速充電が可能。充電方法は3種類から選択可能。

  • 器具に接続した状態でのPoE経由
  • オプションのChargingDock内(最大4個のQuikBrickを同時充電)
  • USB-Cポート経由

有線接続では、PowerInjectorまたはIP65 NetBoxから最大100m離れた場所でもQuikBeamを接続可能。NetBoxは4つのPoE EtherCON出力とPrepBox機能を備え、セットアップと設定を10秒未満で完了させる。

照明業界における初期のPoE統合ソリューションとして、QuikBeamは単一ケーブルで電力とデータを伝送し、標準sACNおよびArtNet信号をサポートする。IP65規格で既存のPoEスイッチとシームレスに連携し、接続時にバッテリー充電が可能。

Asteraの業界標準Titan LEDエンジンを搭載したQuikBeamは、Astera全製品間でシームレスに調和する豊かで正確なRGBMA発色を実現。さらにQuikFamilyのOutputGain技術による追加性能を提供する。

AsteraのQuikFamilyシリーズと共通の強みを持ちつつ、QuikBeamは最小・最軽量のフォームファクターで最大性能を発揮するよう特別に設計された。同製品はコンパクトかつ高性能で、わずか136mm×120mmで、重量は1617gだ。

3/8インチおよび1/4インチの内蔵ネジから、三脚やトラスへの取り付け用(28/16 TrackSpigot経由)に統合されたAirlineTrackを備えた取り外し可能なヨークまで、QuikBeamハウジングはスピード、汎用性、効率性を追求して設計されている。IP65規格の堅牢性を備えながら操作性に優れ、あらゆるワークフローに対応する包括的な制御機能を提供する(内蔵CRMX、ワイヤレスDMX、AsteraApp、UHF接続、赤外線リモコン、ウェブインターフェース)。

QuikBeamのアクセサリーシステムは創造性をさらに広げるという。軽量なバーンドアで光のカットと形状を精密に制御。エッジソフトナーフィルターをレンズに装着すればクラシックなフレネルレンズの柔らかな光量減衰を再現し、回転式楕円フィルターを同様に装着すれば円形ビームを調整可能な楕円形に変換。建築照明や被写体選択照明に最適だという。

複数のユニットを収納できるフライトケースはAstera販売代理店を通じて入手可能。QuikBeamはNetBoxとアクセサリーを含む4ユニットキット、または小規模な制作ニーズに適した2ユニットバックパックとしても提供されている。