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Avidは、2026年4月18日から22日までラスベガス・コンベンション・センターで開催される「NAB Show 2026」において、次世代のメディア経済を勝ち抜くための革新的な技術を展示すると発表した。

ブースN2226において、報道機関、制作会社、スタジオ、放送局がコンテンツをより効率的に制作・管理し、インテリジェントで接続されたワークフローを通じてメディア資産からより大きな価値を引き出す方法を実演するとしている。

これは、運用リスクや混乱を伴わずに近代化を可能にするものだ。メディアのライフサイクル全体を統合するために構築された唯一のプラットフォームとして、AvidはAI駆動の機能でワークフロー、データ、チームを独自に結びつけ、よりスマートな自動化とスピード、俊敏性を実現する。

メディア企業が大きな変化に直面し、制作モデルや収益源がシフトする中、より多くのストーリーを、より迅速に、限られたリソースで制作し、運用を変革するというプレッシャーが高まっている。NAB Show 2026で、Avidは深いメディアの専門知識、最先端のテクノロジー、そして実用的なAI機能の展開によって、組織がワークフロー全体を統合し、チーム、データ、コンテンツを繋ぎ合わせる方法を提案する。

Avidの最高経営責任者(CEO)であるウェルフォード・ディラード氏は、次のようにコメントしている。

ディラード氏:業界はより良い働き方を必要としており、次世代のメディア・アーキテクチャの経済性を理解しているベンダーを求めています。だからこそ、私たちはContent Coreを構築しました。業界で最も信頼されているクリエイティブ・ツールと、AIで強化されたインテリジェントなワークフローを組み合わせることで、サイロ化を解消し、メディア組織がシームレスに連携して効率的に運営できるようにするためです。

Content Coreは、非常に高い投資収益率(ROI)を提供するだけでなく、お客様が既存の運用を中断することなく近代化し、不必要な複雑さを伴わずに変革できるよう設計されています。

Avid展示の中心となる「Avid Content Core」は、現在商用提供が開始されている。受賞歴のあるこのコンテンツデータプラットフォームは、業界初の真のクラウドネイティブ制作ソリューションだ。アセットの識別、インジェスト、ストレージ、メタデータ、オーケストレーション、権利情報を単一のインテリジェント層に統合し、ツール、チーム、プロセス間の分断を解消する。

これにより、オンプレミスとクラウドインフラにまたがるハイブリッド環境をサポートし、ポストプロダクションやニュースのチームがより迅速に作業できるようにするとともに、コンテンツの発見、管理、再利用の質を向上させる。

IBC2025での発表からの勢いを受け、AvidはContent Coreの機能を拡張する新技術を展示する。これには、AI駆動のインテリジェンス、エージェント型ワークフロー、自動化が含まれ、コンテンツの管理だけでなく、アクティブな理解、オーケストレーション、収益化を支援する。

Avidの最高製品責任者(CPO)であるケンナ・ヒルバーン氏は、次のようにコメントしている。

ヒルバーン氏:Avid Content Coreが市場に投入され、近代的なメディア運用のためのクラウドネイティブな基盤として提供できる状態でNAB Show 2026を迎えられることを嬉しく思います。既存の成功している仕組みを無理に入れ替えることなく、柔軟なハイブリッド・エコシステムの中でポストプロダクションとニュースのチームを統合します。私たちは、Content Coreがメディア企業全体のインテリジェンス層となる未来を目指しています。

Avidソリューションにおける新技術と参考展示

ブース全体を通じて、Avidはメディア組織がワークフローを近代化し、制作を拡張し、より効果的にコラボレーションするための新機能およびアップデートを実演する。主な内容は以下の通りだ。

次世代のポストプロダクション・ワークフロー

Media Composer、Pro Tools、Avid NEXISをフィーチャーし、複雑化する制作におけるエディトリアル連携の新しいアプローチを提案する。分散環境でのチーム作業を、速度を落とさずに拡張可能にする。技術プレビューでは、AIを活用したメディア発見、ロギング、メタデータ付与、クリップ生成に加え、コラボレーションを拡大するエディトリアル体験の強化を紹介する。Content Core上に構築されたこれらの革新技術は、フォーマットや場所を問わない信頼性の高いアセット追跡、解像度間の即時再リンク、そして新しい並列処理エンジンをサポートし、エディターが制作に集中できるよう支援する。

マルチプラットフォーム・ニュース制作の進化

MediaCentral、iNEWS、Wolftech Newsによる新しいストーリーテリング機能のデモを行う。Content Coreを通じた深い統合により、企画、ストーリー開発、そしてリニア(放送)とデジタル両プラットフォームへの配信が統合されたワークフローを紹介する。また、Stream I/Oの新しいサブクリッピング機能も披露し、記者が放送、デジタル、SNS向けのストーリーを迅速に作成・再利用できるようにする。これらの強化されたワークフローにより、ストーリー中心のアプローチが可能になり、ニュースチームは変化の速いマルチプラットフォーム環境でコンテンツをシームレスに形作り、届けることができる。

クラウド対応メディア・ワークフローの拡大

パフォーマンス、セキュリティ、クリエイティブな柔軟性を損なうことなく、ハイブリッドおよびクラウド環境で制作をシームレスに運用する方法を紹介する。一律のクラウド移行を強いるのではなく、Content Coreを通じて既存インフラと最新のクラウドネイティブ機能を接続し、各組織が独自のペースで移行できるようにする。また、新しいクラウドパートナーシップや、最新の制作インフラにおける導入の柔軟性と相互運用性を拡大する技術も発表する。

また、パートナーネットワークによる最新の統合機能や革新技術も先行公開する。Quickture、Flawless、Acclaim AudioなどによるAI搭載のMedia Composer拡張機能や、Fraunhofer、CuttingRoomとの統合など、サードパーティ技術がAvidワークフローをどのように豊かにし、拡張しているかを紹介する。