AJA Video Systemsは、同社のIP25-R SMPTE ST 2110ミニコンバーター向けの新ファームウェアを発表した。v2.0アップデートはまもなく無料ダウンロードで提供開始され、「IP25-R」の機能セットを拡張することで、12G-SDIからST 2110またはHDMIへの変換において、新しいTx(送信)モードを活用するオプションをユーザーに提供する。TxモードとRx(受信)モードの切り替えは、シンプルなドロップダウンメニューから選択するだけで行える。NAB 2026の参加者は、2026年4月19日から22日までラスベガス・コンベンションセンターのAJAブース(N1927)にて、v2.0ファームウェアを搭載したIP25-Rのデモを確認できる。
IP25-R v2.0は、堅牢かつコスト効率に優れたベースバンド/ST 2110変換ソリューションに対する市場の需要の高まりに応えるものだという。さらに、今回のアップデートにより、Rxモードでのストリーム変換がより手頃な価格で利用可能となり、対応する映像および音声チャンネル数が4ストリームから6ストリームに増加した。コンパクトな筐体設計により、IP25-Rを3台配置することで、1RUスペースに容易に収め、最大18チャンネルのST 2110から12G-SDI/HDMIへの変換、または12チャンネルの12G-SDIからST 2110/HDMIへの変換を実現する。
IP25-R v2.0ファームウェアの主な機能
- SDI入力をST 2110およびHDMI出力に変換する新しい送信モードにより、12G-SDIおよびHDMI 2.0出力をIPネットワークに統合可能に
- 更新された受信(Rx)モードにより、チャンネル対応数が6チャンネルに拡張
- ST 2110-20:最大6つの受信機(Rx)に対応し、ST 2022-7による冗長化が可能
- ST 2110-30:最大24の受信機(Rx)に対応し、ビデオごとに複数のオーディオストリームを処理可能。1×16、2×8、4×4の構成から選択でき、ST 2022-7による冗長化が可能
- ST 2110-40:最大6つのRx用ANCデータ(ST 2022-7による冗長化対応)
- ST 2110ネットワークのセットアップおよびトラブルシューティング用の統合テスト信号発生器により、セットアップと操作が簡素化され、ST 2110ネットワーク内で最大4つの独自のテスト信号(トーン付き)を提供
- すべてのIP25-R所有者向けに無料アップデートを提供
AJAの社長ニック・ラッシュビー氏は、次のようにコメントしている。
ラッシュビー氏:2110 IPとベースバンドの世界を橋渡しするこの最新のv2.0アップデートにより、高性能なIP25-Rミニコンバーターの既存の受信機能に加え、送信機能も追加されます。
AJAは長年にわたり、卓越した価値を提供してきましたが、この無料アップデートはIP25-Rの機能セットを大幅に拡張することで、その実績を裏付けるものです。
発売時期
IP25-R v2.0アップデートは、まもなくAJAのサポートページから無料でダウンロード可能となる。IP25-Rは、AJAの世界的な販売代理店ネットワークを通じて、購入可能。新規製品には最新のファームウェアがプリインストールされた状態で出荷される。製品仕様については、こちらをご確認のこと。
