ライカカメラは、Freefly Systemsが「Lマウントアライアンス」へ新たに加入したことを発表した。「photokina(フォトキナ) 2018」において公式発表された「Lマウントアライアンス」は、今回のFreefly Systemsの新規加入により11社目のメンバーを迎え入れることになる。これまでのメンバーは結成時からのメンバーであるライカカメラ、シグマ、パナソニックのほか、エルンスト・ライツ・ウェッツラー、DJI、アストロデザイン、SAMYANG Optics、Blackmagic Design、SIRUI、Viltroxの計10社。Freefly Systemsは、今回の「Lマウントアライアンス」への加入により「Lマウント」を採用した製品の開発が可能となり、ユーザーに写真撮影や映像制作において幅広い選択肢を提供できるという多大なメリットを得ることになる。

「Lマウント」のレンズマウント規格は堅牢かつ精密で高い互換性を備え、将来的にも継続して利用でき、撮影に求められるハイレベルな条件にも対応できる点が特長だ。開発したのはライカだが、その誕生以来、ライカとその戦略パートナーにより技術開発が続けられてきた。その結果、大幅な改良が加えられ、より高度で実質的に新しいマウント規格へと進化を続けて現在にいたる。「Lマウント」を採用したカメラとレンズのラインナップは、既存および新規加入メンバーによって継続的に拡充されており、その数は現時点でカメラが20機種以上、レンズが134本以上に上る。これらのレンズはそれぞれ「Lマウントアライアンス」の特定のカメラシステム専用のレンズではあるが、「Lマウント」を採用した他のカメラシステムでもアダプターを介することなく装着して機能の制限なく使用できる。それこそが、共通のマウント規格を採用することの数あるメリットのひとつだという。

ライカで専門技術およびライセンスの管理に携わるヴァレンティノ・ディ・レオナルド氏は、次のようにコメントしている。

レオナルド氏:「Lマウントアライアンス」は立ち上げ当初からライカの戦略の中核を担う存在であり、イメージング分野でのオープン性、イノベーション、そして最高水準の規格を象徴する存在でもあります。今回のFreefly Systems社の新規加入は、カメラムーブメントと空中撮影の分野で定評を得ている企業をパートナーとして迎え入れたことを意味します。

Freefly Systems社のノウハウは、「Lマウント」のエコシステムにまたひとつ新しいクリエイティブな可能性をもたらします。特に、プロフェッショナルな映画制作やハイエンドな映像制作のワークフローへの恩恵は大きいでしょう。

今後もメンバー企業とともに汎用性が高く将来的にも継続して活用できるシステムの開発に取り組み写真家や映像制作者の皆さまからの進化し続けるニーズに応えていきます。

Freefly SystemsのCEOであるタブ・ファーチャウ氏は、次のようにコメントしている。

ファーチャウ氏:世界最速のカメラと世界一堅牢なドローンを生み出すことに、Freefly Systemsは徹底したこだわりを持っています。今回「Lマウントアライアンス」に加入したことで、これまで以上の高速化が達成できます。

また、製品に「Lマウント」を採用すれば、多種多様なレンズを装着できるようにもなります。軽量かつコンパクトで、カメラの電子制御という素晴らしいオプションを可能にする高度な電子技術を搭載した優秀なレンズの数々を使用できるようになるのです。

「Lマウントアライアンス」に貢献できることを楽しみにしています。そして、ロケットの打ち上げや森林火災への対処など、「Lマウント」製品がまだ進出していない領域でも活躍するようになればと期待しています。