ARRIは、ALEXA 35シリーズ用最新ソフトウェア「SUP 6.0.2」をリリースした。同社ウェブサイトからダウンロードできる。
SUP 6.0.2は、カメラ側面のディスプレイを使用して感度を変更した際に発生する、SUP 6.0.0のバグに対処するものだ。
録画を開始すると、MVF-2、Camera Companionアプリ、またはWebリモートで行われた以前のEI(露出指数)設定にカメラが戻ってしまう。Apple ProResでの録画には感度が反映(ベイク)されるため、予期せぬ変更は画質に悪影響を及ぼす可能性がある。特に大幅なEIの変化によって露出不足が生じ、カラーコレクション時にノイズが増加する場合は深刻だ。ARRIRAWやARRICOREの場合、誤った値はモニタリングとメタデータにのみ影響するためそれほど致命的ではないが、誤ったEI設定で自動デイリーが生成される際に混乱を招く恐れがある。
この問題は、ALEXA 35、ALEXA 35 Xtreme、およびALEXA 35 Liveでのみ確認されており、ALEXA 265には影響しないという。
SUP 6.0.2は、ALEXA 35、ALEXA 35 Xtreme、およびALEXA 35 Liveにとって必須のアップデートだ。最適なパフォーマンスと信頼性を確保するため、同社はすべてのユーザーのこの新バージョンにアップデートすることを強く推奨している。
アップデートについて
このソフトウェアはALEXA 35 Xtreme、ALEXA 35、およびALEXA 35 Liveにインストール可能であり、以前のすべてのALEXA 35 SUPからのアップデートを推奨する。
もし現在使用中のカメラがSUP 6.0.0より前のバージョンで動作している場合、進行中のプロジェクト(撮影期間中)に新しいSUPをインストールすることは推奨しない。しかし、すでにSUP 6.0.0がインストールされている場合は、この問題を解決するために直ちにSUP 6.0.2へアップデートする必要がある。カメラのアップデートや操作の前に、詳細な手順や既知の問題が記載されたリリースノートに必ず目を通すことを推奨している。
カメラのダウングレードについて
必要に応じて、ALEXA 35カメラに以前のソフトウェアバージョンをインストールすることは可能。ただし、ALEXA 35 XtremeはSUP 5.0.0より前のバージョンとは互換性がなく、ALEXA 35 LiveはSUP 2.0.0より前のバージョンとは互換性がない点に注意が必要だという。
登録について
カメラをまだ登録していない場合は、オンラインの顧客登録から登録する。カメラを登録することで、将来のソフトウェアアップデートがリリースされ次第、通知を受け取ることができる。さらに、購入後1カ月以内に新しいカメラを登録すれば、1年間の無料延長保証が付与される。