株式会社焦点工房は、BORYOZA(ボルヨーザ)のハッセルブラッドCFV用電子カメラモジュール「GTV-100」を、2026年5月15日(金)より販売開始する。希望小売価格は税込277,800円。
BORYOZA(ボルヨーザ)のハッセルブラッドCFV用電子カメラモジュール「GTV-100」は、富士フイルムGマウントレンズをハッセルブラッドCFVデジタルバックシリーズで使用可能にする電子カメラモジュールだ。ハッセルブラッドのVシステムに富士フイルムGFレンズの豊富なラインナップを組み合わせることで、レンズ選択の幅を広げ、より多彩な撮影スタイルに対応する。


ハッセルブラッドCFVを使うユーザーにとって、機材選びは単なる利便性ではなく、最終的な描写と撮影リズムに直結する重要な要素だという。ボディやデジタルバックの魅力を理解したうえで、次に課題になるのが「どのレンズ群でシステムを組むか」という点だとしている。
GTV-100は、これらの問いに対して明快な答えを提示する製品だ。
ハッセルブラッドCFVの描写性能を土台にしながら、富士フイルムGFレンズという現代的で実用性の高いレンズ群を導入できることで、システム全体の機動力と選択肢を大きく引き上げる。
GFレンズのAF/MF撮影に対応し、CFV 100Cでは位相差AF(PDAF)にも対応。さらに、対応するGFレンズではレンズ内手ブレ補正機構が使用可能なため、高画素機でよりシビアになりやすい微細なブレのリスクを抑えながら、安定した撮影に臨める。
CFVに、GFレンズ群という"実用的な拡張性"
同製品の最大の価値は、富士フイルムGマウントレンズをハッセルブラッドCFVデジタルバックで運用できることだという。
GFレンズはラインナップが豊富で、焦点距離や用途の選択肢が広く、作品づくりの意図に合わせてシステムを組みやすいのが特長だ。
CFVの描写に魅力を感じながらも、撮影内容によってはレンズ選択をさらに柔軟にしたい。GTV-100は、そうした要求に対して、システム全体の完成度を損なうことなく応えてくれる存在だ。
高画素中判だからこそ、AFと手ブレ補正が効いてくる

高画素撮影では、わずかなピントのズレやブレが結果にそのまま表れる。
その点で、CFV 100Cにおける位相差AF対応、そして対応GFレンズでのレンズ内手ブレ補正対応は、単なる便利機能ではなく、撮影歩留まりに関わる重要なポイントだ。
風景でのわずかな揺れ、ポートレートでの一瞬の表情、静物撮影での厳密な再現。
そうした一枚の完成度にこだわるユーザーにとって、同製品は"中判をより攻めて使うための選択肢"になるはずだという。
撮影の流れを止めにくい、実運用を意識した仕様
ハッセルブラッド純正コントロールグリップに対応し、GFレンズ情報の自動認識によるEXIF記録、絞り自動制御、顔検出機能にも対応。また、USB-CケーブルでPCと接続し、ファームウェアアップデートが可能だ。
変換や拡張のための製品でありながら、単発的な実験用途に留まらず、撮影システムの一部として継続的に使っていける実用性を備えている点も、GTV-100の大きな魅力だという。
"好きな描写"を守りながら、"使えるシステム"へ広げる
CFVを選ぶ理由として、独自の描写、撮影体験、そしてシステムとしての佇まいに惹かれているユーザーが多いという。
一方で、現代の撮影現場では、作品性だけでなく、テンポや確実性も求められる。
GTV-100は、そのような両立の難しさに対して、CFVシステムの魅力を残したまま、GFレンズの実用性を加えることで、新しい落としどころを提示している。
"描写を味わうための中判"から、"目的に応じて積極的に使い分けられる中判"へ。

GTV-100は、ハッセルブラッドCFVをすでに深く楽しんでいるユーザーにこそ、その価値が伝わるカメラモジュールだという。
仕様
- 対応レンズマウント:富士フイルムG
- 対応デジタルバック:ハッセルブラッド CFV 100C、CFV II 50C
- 機能:AF対応
- 質量:約217g
- 付属品:フロントキャップ、マグネット式背面保護カバー、収納袋、耐衝撃ハードケース