Appleは、Worldwide Developers Conference(WWDC)において、次世代のApple Intelligenceを提供し、より一層賢く、豊富な知識を持ち、有能な、まったく新しいバージョンのSiriである「Siri AI」を導入する、今後リリース予定のソフトウェアをプレビューした。このリリースでは、保護者が子どものために安全なデジタル体験を作り出すのに役立つパワフルで直感的な新機能も提供する。

また、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27、watchOS 27、visionOS 27、tvOS 27にわたってApple製品をさらに反応良く、楽しく、使いやすいものにしながら、Apple製品のソフトウェアデザインとパフォーマンスをさらに進化させる機能強化も導入する。

新機能は、developer.apple.comでApple Developer Programを通じてテスト用に提供される。パブリックベータ版は来月、beta.apple.comでApple Beta Software Programを通じて提供される。

新しいソフトウェア機能は、今年の秋に無料のソフトウェアアップデートとして提供される。

Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるクレイグ・フェデリギ氏は次のようにコメントしている。

フェデリギ氏:Apple製品は人々の生活において欠かせない存在になっています。今年、私たちはユーザーをより一層多くの方法で支援するパワフルな新機能を提供する。次世代のApple IntelligenceをAppleのプラットフォーム全体で提供し、より一層賢く、豊富な知識を持ち、有能なSiriであるSiri AIを導入します。さらに、家族のために子どもの安全の機能を直感的なツールで強化するとともに、Appleのソフトウェアをこれまで以上に高速で信頼性が高く、より楽しいものにしています。

次世代のApple Intelligenceとまったく新しいSiri体験

ユーザーのプライバシーを保護するために独自に設計された斬新なアーキテクチャを活用して、次世代のApple IntelligenceはSiri AIを実現し、ユーザーが日々頼りにしているアプリに役立つ新機能をもたらす。

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Siri AIは、ユーザーの画面上のコンテンツに関連する質問に答えたり、パーソナルコンテキストの理解を利用してアプリを横断的に検索したり、幅広い世界中の知見を利用してウェブにアクセスし最新の情報を入手して役立つ回答を生成できる

Siri AIは、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision Proに深く組み込まれた、まったく新しいバージョンのSiriだ。パーソナルコンテキストの理解を活かし、メッセージ、Eメール、写真などを横断的に検索できるほか、システム全体で使えるアプリ内でのアクションの充実によりアプリ間でタスクを実行できる。

また、Siri AIは、ユーザーの画面上のコンテンツに関連する質問に答えたり、幅広い世界中の知見を利用してウェブにアクセスし最新の情報を入手して役立つ回答を生成できる。専用のSiriアプリで過去の会話を振り返ったり、新しい会話を始めることもでき、そのすべてを一か所で行える。iCloudを使用して、プライバシーを保護しながら会話の履歴をユーザーの製品間で同期する。

Siri AIに加え、次世代のApple Intelligenceは、システム全体のアプリに素晴らしい新機能をもたらし、写真アプリでの画像の編集、Safariでの複数タブを切り替えるブラウジング、Image Playgroundでの創造性の表現、メッセージとメールでのコミュニケーションなど、ユーザーが日々行うことをシンプルにする。

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Image Playgroundは、写真のようにリアルなスタイルで高品質な画像を生成するなど、ユーザーが想像力を形にするためのパワフルな新しい方法を提供する
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「通知を受け取る」により、ユーザーは、製品の再入荷や値下がりなど、ウェブページの変更をモニタリングするようSafariに頼めるので、関心があることについて常に最新情報を把握できる
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メッセージは、ユーザーの会話のコンテキストにもとづいてワンタップの提案を提供し、リマインダーやメモの作成など、様々なことをこなすのをこれまで以上に簡単にする

新しいペアレンタルコントロールとスクリーンタイムの大幅なアップデート

パワフルで直感的な使いやすい新機能により、保護者は子どもが何を見れるか、誰と話せるか、いつアプリにアクセスできるかを管理できる。お子様用アカウントを設定することで、保護者はシステム全体で年齢に適した保護をすぐに有効にできる。

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お子様用アカウントを設定することで、保護者はシステム全体で年齢に適した保護をすぐに有効にできる

また、設定アシスタントを使用して、子どもに使用を許可するアプリを明確に選択でき、その後追加されるアプリも継続的にコントロールできる。さらに、コミュニケーションの安全性の機能により、保護者は子どもがつながりを持つすべての新しい連絡先について承認を要求し、露骨なコンテンツや暴力的なコンテンツが共有されている場合に自動介入を有効にすることができる。

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「ウェブサイト閲覧のリクエスト」では、子どもは新しいウェブサイトにアクセスする前に許可を得る必要がある。この機能は、iPhone、iPad、MacのSafariでシームレスに動作する
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お子様用アカウントが作成されたあと、保護者は設定アシスタントを使って子どもがアクセスできるアプリを明確に選択したり、はじめから使えるものを絞り込んだりすることができる
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コミュニケーションの安全性は、すでにメッセージアプリやFaceTime通話でヌードが検出された場合に画像をぼかす処理を行っており、18歳未満のユーザーにはデフォルトでオンになっている。今後はこの機能により、共有される画像やビデオに残酷または暴力的なコンテンツが検出された場合に、これらのコンテンツもブロックされるようになる

より健全なスクリーンタイムの習慣づくりを目的とした新しいツールは、エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアアプリの毎日の合計の許容時間を設定しやすくする。主要な医療専門家や子どもの発達に関する専門家のガイダンスにもとづいた許容時間を推奨し、保護者にとって有用なスタート地点となる。スケジュールにより、保護者は子どもがアクセスできるアプリを時間帯ごとに管理できる。

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保護者は毎日のスケジュールを設定して、子どもが1日または1週間の様々な時間帯にアクセスできるアプリを管理できる。「許容時間」は、保護者が子どもに使い方を指導する必要が最もよく生じる、エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアの3つのアプリのカテゴリーに関する制限を設定するために役立つ

また、スクリーンタイムは保護者がより直感的に使用できるように再設計され、子どもの平均のデバイス使用量とよく使用されているアプリを一目で確認できる。

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主要な医療専門家や子どもの発達に関する専門家の知見にもとづいたこれらのツールは、子どものために推奨される毎日の許容時間を保護者に提示する

保護者が最新情報を入手してさらに詳しく学ぶことができるように、Appleは最新のツール、有用なリソース、初めて利用するための方法などのよくある質問に対する答えを紹介するための専用ウェブサイトを提供開始した。

ソフトウェアプラットフォーム全体でさらに反応良く、信頼性が高く、楽しい体験

2027年のリリースにより、Apple製品はデザインの改良、パフォーマンスの向上のほか、ユーザーが作業する、コミュニケーションをとる、思い出を共有する、AirPodsで音楽を楽しむ、健康状態を記録するなどの方法の強化によって、さらに反応良く、信頼性が高く、楽しく使えるようになる。

プラットフォーム全体にわたる機能強化によって主要なシステムの性能が進化することで、日々のタスクの処理がより速く、よりスムーズになるという。

例えば、iPhoneとiPadのアプリでは、起動が最大30パーセント速くなり、撮影した写真の読み込みが最大70パーセント速くなり、AirDropの転送は最大80パーセント速くなる。また、携帯電話通信とWi-Fiネットワーク間の切り替えがこれまで以上にシームレスになることに加え、外付けドライブとiPadの間でのファイルのブラウジングと転送は最大5倍速く、MacのFinderと同じくらい高速になる。

Spotlight、写真、メールでは、検索体験が再設計され、より安定して効率的に、ユーザーが探しているものを正確に見つけられるようになる。また、メールでは、まったく新しいランキングシステムにより、トップヒット内にさらに関連性の高い結果を表示する。

ソフトウェアデザインの改良により、アプリやプラットフォーム全体で、より集中できる、親しみやすい体験を提供します。「設定」の新しいスライダにより、ユーザーはLiquid Glassをパーソナライズできるようになり、超透明から完全な色付きまで好みに合わせて調整できるほか、アプリのアイコンはさらに鮮明でより明確になるようにアップデートされている。

Macのアップデートでは、アプリの上部全体のより統一されたツールバー、端から端まで広がるサイドバー、色付きのサイドバーアイコンなど、ユーザーに長年愛されてきたmacOSのデザインの基盤が再び取り入れられている。

今秋登場するその他の機能

  • iCloud共有アルバムでは、プラットフォームをまたいで、フル解像度に対応した写真共有を実現する。
  • ヘルスケアアプリでは、閉経周辺期を含む周期の偏差の通知など、周期記録に閉経周辺期と更年期への対応が加わる。
  • Apple Watchの新しいダイナミックなアプリグリッドには、Siriが提案する5つのアプリのアイコンが表示され、ユーザーは新しいタップジェスチャーでスマートスタック内のウィジェットを開くことができる。また、新しい「探す」アプリでは「デバイスを探す」「持ち物を探す」「人を探す」が一つに統合される。
  • AirPodsのユーザーは、AirPodsのサウンドをさらにパーソナライズするために、カスタムEQを楽しめる。また、Apple GymKitの機能が拡張され、AirPods Pro 3を使用しているユーザーは、iPhoneで心拍数のデータを同期しながら、素晴らしい音質を楽しめる。
  • Apple Vision Proのユーザーは、パノラマ写真を空間シーンに変換してパーソナルな環境として使用でき、Wi-Fiへの接続が最大3倍高速になる。
  • Appleマップでは、航空写真にAIを組み合わせて強化されたFlyover体験を提供し、より精細なビジュアルを楽しめる。