ハッセルブラッドとCapture Oneは、Capture Oneにハッセルブラッドの中判カメラのネイティブ対応をもたらすパートナーシップを発表した。写真家は、レイヤー、マスク、カラー編集、精密な調整といったすべてのツールセットを活用しながら、ハッセルブラッドのRAWファイル(.3FR)をCapture Oneに直接読み込み、整理し、現像できるようになった。提供開始初日から、ハッセルブラッドの1億画素モデル3機種、X2D II 100C、X2D 100C、CFV 100Cデジタルバックに対応する。
対応する3モデル向けに、Capture One 16.8.3およびMobile 3.3.4以降でハッセルブラッドRAWファイルのネイティブ対応が利用可能になった。テザー撮影は2026年後半に対応予定だ。
長年求められてきたネイティブワークフロー
ハッセルブラッドのネイティブ対応は、長年にわたりCapture Oneへの追加機能として最も多く要望されてきたものの1つであり、その要望はコミュニティフォーラム、機能リクエスト掲示板、ソーシャルチャネルを通じて写真家たちから寄せられてきた。
これまで、これらのファイルをCapture Oneに取り込むには変換や回避策が必要で、写真家は色再現性や編集の自由度を犠牲にせざるを得なかった。その手順は不要になった。ハッセルブラッドで撮影した画像はネイティブ形式で開き、写真家が普段の作業で使用するのと同じツールで現像できる。
ハッセルブラッド社グローバル マーケティング マネージャーのBronius Rudnickas氏は次のようにコメントしている。
Rudnickas氏:創業当初から、ハッセルブラッドは写真への情熱と、写真家が創造的なビジョンを実現するために必要なツールを提供することへの強いこだわりによって突き動かされてきました。ハッセルブラッドの技術をより幅広い層の方々にご利用いただけるようになることを大変嬉しく思います。私たちは共に、より多くのクリエイターが最高のツールを活用して、自身のビジョンを実現し、卓越した写真作品を制作できるよう支援していきます。
ハッセルブラッド向けに設計
ハッセルブラッドのカメラは画質の高さで知られており、この統合はその画質を維持するために設計されているという。
このサポートは汎用的なものではなく、個々の機種に合わせてカスタマイズされている。各モデル専用のカラープロファイルが作成されているため、ハッセルブラッドのファイルは、Capture Oneユーザーに親しまれている、実物に近い色でレンダリングされる。また、ハッセルブラッドXCDレンズ専用のレンズプロファイルにより、歪み、色収差、周辺光量落ちが補正される。
Capture One最高経営責任者であるRafael Orta氏は次のようにコメントしている。
Orta氏:写真家の方々から、ハッセルブラッドの画質をCapture Oneのプラットフォームに取り入れてほしいという要望が長年寄せられていました。この提携はまさにそれを実現するものであり、より多くの写真家が、最初のインスピレーションから最終画像に至るまで、必要なすべてを手に入れることができるようになります。これは、写真コミュニティが長い間待ち望んできたコラボレーションであり、ついに実現したことを嬉しく思います。
テザー撮影は2026年後半に対応予定
提供開始時には、このパートナーシップによりRAWファイルがネイティブ対応され、写真家は既存および新規のハッセルブラッド画像をCapture Oneで現像できる。ハッセルブラッドのカメラをCapture Oneに直接接続し、撮影現場でライブ撮影を行えるテザー撮影は、2026年後半に対応予定だ。
両社にとっての一歩
Capture Oneにとって、このパートナーシップは、写真家が信頼を寄せるプロフェッショナル向けカメラシステムを支援し続けるという長年の取り組みを継続するものであり、すでにソフトウェアでサポートされている多くのブランドに加え、ハッセルブラッドを迎え入れることになる。これは、写真家が愛用するカメラと信頼するソフトウェアを自由にペアリングできるようにするという、両社共通の優先事項を反映しているという。