Grass Valleyは、T3 Series Version 4.1.0を公開した。無償アップデートとして提供する。
同バージョンでは、HDおよび4K運用時の入出力チャンネル数を拡張したほか、H.265/HEVC素材への対応、リプレイ操作や複数チャンネル収録の操作性向上など、ライブイベントや放送・映像制作現場における運用機能を強化している。
主な新機能
- HD最大4チャンネル入出力に対応
- 4K最大3チャンネル入出力に対応
- H.265/HEVC素材の取り込み・再生に対応
- リプレイ操作用キーボードショートカットを追加
- 複数チャンネル一括収録用キーボードショートカットを追加
ポイント
HD最大4チャンネル入出力に対応
HD運用時の入出力数を、従来の最大3チャンネルから最大4チャンネルへ拡張した。4チャンネル収録、4チャンネル再生に加え、収録と再生を組み合わせた構成にも対応する。
同機能はInter BEE 2025で参考展示され、PRONEWSの展示レポートでも紹介された機能を正式に提供するものだ。
4Kワークフローを最大3チャンネルへ拡張
T3 Elite MaxおよびT3 Eliteでは、Grass Valley HQXコーデック使用時に、4Kで最大3チャンネルの入出力に対応する。
従来の最大2チャンネルから入出力チャンネル数を拡張し、4K制作における収録・再生構成の柔軟性を高めた。
※T3 Proは、4Kで最大2チャンネルの収録・再生構成に対応。
H.265/HEVC素材の取り込み・再生に対応
カメラや各種機器で収録されたH.265/HEVC素材を、T3へ取り込み、ネイティブで再生できるようになった。
HDでは最大4チャンネル、4Kでは最大1チャンネルの再生に対応し、H.265/HEVCを使用する制作ワークフローとの連携を強化する。
※H.265/HEVCでの収録および書き出しには対応していない。
ライブ運用を支える操作機能を強化
リプレイ操作用のキーボードショートカットを追加し、直前の映像へのジャンプや再生速度の切り替えなどを、キーボードから素早く実行できるようになった。
また、複数のレコーダーチャンネルの収録開始・停止を一括操作できるキーボードショートカットを追加し、マルチカメラ収録などの操作を効率化する。