ジャパンマテリアル株式会社は、カナダMatrox Video社が開発した4K IP-to-IP ビデオゲートウェイ「Matrox Vion」を発売した。
同製品は、コンパクトながら強力なマルチチャンネル 4K対応IP ビデオゲートウェイだ。放送、ライブプロダクション、リモートコラボレーション、クラウド IP ワークフローに最適なソリューションを提供する。
コンパクトなマルチチャンネル4K対応IPビデオゲートウェイ
Matrox Vionは、低遅延で柔軟なマルチチャンネルのエンコード、デコード、トランスコード、クロスコンバージョン機能を備え、H.264、H.265、JPEG-XS、NDIなどの多様なコーデックをサポートする。また、IPMXをはじめとするオープン規格や、SMPTE ST 2110-22、SRT、RTSP、MPEG-2 TSなどの各種プロトコルに対応し、柔軟なIPビデオワークフローを構築できる。
さらに、10ビット4:2:2 / 4:4:4対応による高精細映像処理や、多様な入出力オプションを備え、放送、ライブプロダクション、リモートによる共同制作、クラウド環境を活用したIP ワークフローに最適なソリューションだという。
- IP映像信号・プロトコル変換:1台でエンコード、デコード、トランスコード、クロスコンバージョンに対応している。
- オープンスタンダード対応:ST 2110、IPMX、SRT、RTSP等のオープン標準に準拠し、柔軟なネットワーク接続が可能だ。
- マルチチャンネル処理:シングルからマルチチャンネルまで、用途に応じた構成が可能な高い拡張性を備えている。
ワークフロー例
例1)NDI入力とSRT配信
SDIやHDMIといったベースバンド信号を、4:2:2 10ビットのNDIストリームに変換できる。変換されたNDIストリームは、NDI対応のビジョンミキサー(映像スイッチャー)へ送信され、映像の切り替えや演出が可能だ。
さらに、ミキサーからのNDIプログラム出力を、Matrox Vion EXに送信し、SRTなどの高圧縮かつWeb配信に適したフォーマットにエンコードして配信することができる。
例2)NDIおよびIPMX変換
低圧縮のIPMXおよびNDIフィードを、高圧縮のRTSPストリームに変換できる。このRTSPストリームは、分散型ディスプレイウォールシステムでのデコードおよび表示に利用される。
Matrox Vion製品ラインナップ
IP-to-IPに対応した「Vion NX」モデルと、IP-to-IPに加えSDI/HDMIによる入力信号のIP変換に対応した「Vion EX」モデルの2種をラインナップしている。
| Vion NX(型番:VION-NXY) | Vion EX(型番:VION-EXY) | |
| 入力 | ― | HDMI×2、SDI×2、 アナログ音声(バランス×1、アンバランス×1) |
| 出力 | HDMI×2、アナログ音声(アンバランス×1) | HDMI×2、アナログ音声(アンバランス×1) |
| ネットワーク | LAN(RJ45)×2 (100/1000BASE-T×1、1000/2500BASE-T×1) |
LAN(RJ45)×2 (100/1000BASE-T×1、1000/2500BASE-T×1) |
| その他 | USB 3.0 Type-A×5、USB Type-C×1 | USB 3.0 Type-A×3、USB 2.0 Type-A×1、 USB 2.0 Type-B×1 |