株式会社システムファイブは、2026年9月4日に発表されたHollylandの7インチのTX/RX一体型モニター「Hollyland Pyro 7 Ultra」の販売を開始した。システムファイブでの販売価格は税込228,624円。
主な特長
Pyro 7 Ultraは、安定性の高いワイヤレス接続とプロ仕様のモニタリング機能を携帯性に優れた1台の機器に統合した、プロ向けの7インチワイヤレスモニターだ。
撮影監督、監督、カメラオペレーター、DIT、フォーカスプラー向けに設計されたPyro 7 Ultraは、放送品質の色精度に加え、安定した長距離・低遅延のワイヤレス映像伝送を実現する。
カメラに取り付けたモニターでの映像確認、ワイヤレスでのフォーカス操作、監督向けのモバイルモニタリングを簡素化し、セットアップの複雑さを軽減して、より効率的な制作ワークフローを実現する。
放送品質の色精度を備えた事前キャリブレーション済みディスプレイ
Pyro 7 Ultraの中核をなすのは、プロの制作に求められる放送品質の色再現性と一貫性を実現する高品質なQD-LCDディスプレイだ。
各モニターはCalmanで事前にキャリブレーションされ、ΔE<1.5を達成しているため、開封後すぐに高精度な色再現が可能だ。このディスプレイは、Rec.709を99%、DCI-P3を95%カバーする色域、ガンマ2.4、最大1,500ニットの輝度を備え、明るい環境でも信頼性の高いモニタリングを実現する。
長期にわたって一貫した表示を維持するため、ユーザーは、PCやサードパーティー製キャリブレーション機器を必要としない「Hollyland Color Calibrator」の統合ソリューションを使用して、ディスプレイを迅速に再キャリブレーションできる。
HDMIおよびSDIインターフェースは、ループスルーとクロス出力に対応している。カメラ制御はソニー、キヤノン、ニコン、ARRIの一部のカメラモデルに対応しており、シャッター、絞り、ISO、ホワイトバランスなどをレスポンスよく操作できる。
TWiFiによる安定したワイヤレス性能
Hollyland独自のTwin-WiFi(TWiFi)技術を採用したPyro 7 Ultraは、2つの無線帯域を同時に利用し、信頼性の高いデュアルパス接続を構築する。
自動周波数ホッピングにより、電波が混雑する環境でも干渉を最小限に抑え、安定した接続を維持する。
このシステムは最大1km(1,000m)の距離でワイヤレス映像伝送が可能で、フォーカスモードでは遅延を最小20msに抑える。また、受信機の台数に制限なく、1台の送信機から4K60映像を伝送できるため、複数か所でのモニタリングが必要な制作に最適だという。
HollyOSによるプロ向けモニタリング
Pyro 7 Ultraには、スピードが求められる制作環境向けに設計されたHollylandの次世代オペレーティングシステム「HollyOS」が搭載されている。直感的なインターフェースでは、ディスプレイを直接操作できるほか、モニタリングレイアウトをカスタマイズでき、多彩なプロ向け画像解析ツールを利用できる。
マルチカメラ制作向け統合エコシステム
スタンドアロン型のワイヤレスモニタリングソリューションとは異なり、Pyro 7 Ultraは、Hollylandが展開するより広範なPyroエコシステムの一部として設計されている。互換性のあるPyroの送信機、受信機、モニターと組み合わせることで、制作チームは相互運用性への懸念や制作の遅延を招くことなく、ワイヤレスモニタリングのワークフローを拡張または再構成できる。
その結果、あらゆる規模の制作に容易に対応できる、信頼性・柔軟性・拡張性に優れたシステムとなっているとしている。
