株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(以下:VPJ)は、ホテル事業やウェディング事業を展開する株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(以下:T&G)が、全社的なBPR(業務改革)の推進を目的に、VPJが提供するデジタルアセット管理(DAM)システム「CIERTO」を導入したと発表した。
CIERTOの導入により、T&GではAIを活用した自然言語検索によって画像検索時間を50%削減したほか、タグ付けや画像のリサイズ、版権管理など、画像の管理・活用に関わる業務の効率化を実現したという。
導入の背景
T&Gでは、結婚式場や料理、ドレスなど、ウェディング事業の広告宣伝・販促に使用する画像が年間約2万枚のペースで増加しており、膨大な画像資産の管理・活用に多くの工数を要していた。特に、手作業によるタグ付けや属人的な画像検索、Excelを用いたモデル画像の版権管理などが業務負荷となっており、業務効率化と画像資産のさらなる有効活用が課題となっていた。
こうした課題を解決し、画像の管理から検索、活用までの業務を効率化するため、AI機能を搭載したデジタルアセット管理システム「CIERTO」を導入した。
CIERTO導入による主な成果
AI自然言語検索により画像検索時間を50%削減
「夜のガーデン」や「カラフルな装飾」など、抽象的なイメージを自然言語で検索できるようになり、画像検索に要する時間を短縮した。手作業によるタグ付けも一部のコンテンツに限定することで、タグ付け作業の削減につなげている。
透かし表示と公開制御の自動化による版権管理
モデル画像の使用期限と連動した透かしの自動表示や画像の自動移動により、版権管理を効率化した。従来のExcelによる台帳管理から移行することで、使用期限が切れた画像を誤って使用するリスクの低減につなげている。
画像変換機能によりリサイズ作業を削減
用途に合わせた画像変換ダウンロード機能を活用することで、各媒体向けに行っていた手作業によるリサイズ工程を削減した。用途ごとに加工済みデータを保存する必要がなくなり、データの重複を抑えながらストレージ容量を効率的に利用できる。
AI類似画像検索によるクリエイティブ選定の効率化
AIが画像の色合いや形状、構図などの特徴を判別して類似画像を検索することで、ブランドイメージに沿った画像を選定しやすい環境を構築した。一貫性のあるクリエイティブを選定・活用するための基盤として利用できる。
T&Gでは今後、CIERTOを中核としたデジタルアセット管理基盤をさらに活用し、可視化した利用状況データをもとにした画像資産のクレンジングや、ショート動画をはじめとする多様化する動画コンテンツの管理強化を検討している。